Arnold The Bat(arnoldthebat)のVirtual Box版Chromium OSが動かなかった話

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Hexxe版でのインストール話を以下に記載しています。
chromeos.hexxeh.net版のChromium(クロミウム) OSをVMwareにインストールしてその後、諦めた話(Chromium OSバージョン 28.0.1484.1)
HexxeのVMware版Chromium OSはバージョン28.0.1484.1と古くて、なおかつアップデート不可能でGoogleウェブストアに入れなかったので今回は、Arnold The Bats (arnoldthebat)を試してみました。
インストール手順は以下の通りです。

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Virtual Boxのインストール方法

まず、Virtual Boxをインストールします。
Virtual BoxはOracleが提供する仮想化を実現するソフトウェアです。
この種の仮想化を実現するWindows用のソフトウェアとしてはVMwareが有名ですが、Virtual Boxもほぼ同じことが可能です。
Virtual Boxは元々独立系のソフトウェア会社が開発していたソフトらしいですが、その後、その会社がサンマイクロシステムズに買収されて、更にOracleに買収されています。
Virtual BoxにはVMwareとほぼ同じ機能を備えている上、更にスナップショットの機能があり、ある特定の状態を保存できるようです。
VMware、Virtual Box共に商用で使わない限り無償で使うことができるようです。
Virtual Boxのインストールには、以下のURLからインストーラーをダウンロードします。
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
インストーラーは、VirtualBox-4.3.18-96516-Win.exeです。

インストール手順としてはインストーラーを起動後、順次「次へ」と進めば特に問題ありません。
GW-01838

途中でネットワークインターフェースの停止の警告が表示されます。
インストール途中でいったんネットワークが停止されます。

Warning: Network Interfaces
Installing the Oracle VM virtualBox 4.3.18 Networking
feature will result your network connection and temporarily
disconnect you from the network.

Proceed with installation now?

GW-01839

ネットワークは停止しますが、そのまま「Yes」を押してインストールを進めます。

 

image
インストールの途中で、
「Oracle Corporationユニバーサルシリアルバスコントローラー」
「Oracle Corporationネットワークアダプター」
「Oracle Corporation Network Service」
をインストールします。

インストールがすべて正常に完了すると「Oracle VM VirtualBoxマネージャー」が起動します。

GW-01843

この画面から仮想マシンを作成したり、起動したりすることが出来ます。

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Arnold The Bat版(arnoldthebat)のChromium OSのインストール手順

Arnold The BatではDaily Buildしているようです。
以下のサイトから、2014年10月20日版をダウンロードしてみます。
Chromium OS Builds

image

Arnold The Batsのダウンロードサイトには大きく分けて以下の3種類のビルドが用意されています。

  • ARMプロセッサー用のCARMOS builds
  • x64プロセッサー用のCamd64OS builds (64bit版)
  • x86プロセッサー用のCx86OS builds (32bit版)

私の場合、64bit版のCamd64OS buildsを選びます。
Camd64OS-20141020010101.vdi.7z
というファイルをダウンロードしました。

このファイルは圧縮形式が7-Zipという形式になっているので、解凍するソフトウェアをインストールする必要があります。
以下のURLから、64bit版の7-Zip 9.20 (2010-11-18) for Windowsをダウンロードします。
http://sevenzip.sourceforge.jp/
GW-01874

7-Zipを使って、Camd64OS-20141020010101.vdi.7zを解凍するとCamd64OS-20141020010101.vdiというファイルが展開されます。
これはVirtual Boxのファイル形式です。

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Virtual BoxにChromium OSを作成する

それでは、Virtual Boxを起動します。
メニューから「新規(N)」を押して新しい仮想マシンを作成します。

GW-01847

名前(N):Chromium OS
タイプ(T):Linux
バージョン(V):Other Linux (64-bit)
を選択して「次へ(N)」を押します。

GW-01848

メモリーサイズを「1024」MBにして「次へ(N)」を押します。

GW-01877
ハードドライブの選択で「すでにある仮想ハードドライブファイルを使用する(N)」を選択し、先ほどダウンロードした「Camd64OS-20141020010101.vdi」を選択します。
このまま「作成」を押します。

GW-01884
うまく仮想マシンが作成できたようなので「起動(S)」を押します。

GW-01886

early console in decompress_kernel
KASLR using RDTSC...

Decompressing Linux... Parsing ELF... Performing relocations... done.
Booting the kernel.
[ 0.000000] tsc: Fast TSC calibration failed
[ 0.157282] atkbd serio1: probe failed
[ 0.514235] EXT4-fs (sda3): couldn’t mount as ext3 due to feature incompatibilities
[ 5.454702] piix4_smbus 0000:00:07.0: SMBus base address uninitialized - upgrade BIOS or use force_addr=0xaddr

うう。。。起動しない。
その後、設定をいじってみたり、x86版のCx86OS-20141022010101.vdi.7zを試してみたりと色々とやってみましたが、結局、Virtual BoxでChromium OSを起動させることは出来ませんでした。

VBoxManageでvdi(Virtual Box)からvmdk(VMware)に変換してみる

ここで諦めるのもイマイチなので試せることは試そうと思います。
Virtual BoxにはVMware用のファイルに変換する便利なコマンドVBoxManage.exeが用意されています。
VBoxManage.exeはVirtual Boxがインストールされているフォルダにあります。
コマンドラインオプションは色々用意されています。

次のコマンドでvdi(Virtual Box)からvmdk(VMware)に変換します。

VMware用のファイルが作成出来たのでVMwareを起動してCamd64OS-20141020010101.vmdkを読み込んで起動してみます。

GW-01909

 

early console in decompress_kernel
KASLR using RDRAND RDTSC...

Decompressing Linux... Parsing ELF... Preforming relocations... done.
Booting the kernel.
[ 0.444493] atkbd serio1: probe failed

うう。VMwareでも起動できない。。
みんなどうやって起動しているんだろう。。

結論:Arnold The Bat(arnoldthebat)のVirtual Box版Chromiumが動かない。。

だれかVMwareかVirtual Boxで最新のChromium OS起動させる方法教えてください。。
再度、時間があるときにチャレンジしてみます。

 

2014.11.26 追記:Arnold The Bat(arnoldthebat)の続き

Arnold The Bat本家のサイトから以下のコメントをいただきました。

Alt-F2 and that should show the console login. It should actually be running but graphics has failed.

You can try:
sudo su
mount -o remount, rw /
Xorg -configure
cp /root/xorg.conf.new /etc/X11/xorg.conf
reboot

As a test…

さっそく試してみました。

VirtualBox版を起動します。

early console in decompress_kernel
KASLR using RDTSC...

Decompressing Linux... Parsing ELF... Performing relocations... done.
Booting the kernel.
[ 0.000000] tsc: Fast TSC calibration failed
[ 0.157282] atkbd serio1: probe failed
[ 0.514235] EXT4-fs (sda3): couldn’t mount as ext3 due to feature incompatibilities
[ 5.454702] piix4_smbus 0000:00:07.0: SMBus base address uninitialized - upgrade BIOS or use force_addr=0xaddr

ここでAlt+F2キーを押します。

ログイン画面が表示させるので、rootでログインします。

GW-02395

ファイルシステムを読み書きできるようにします。
# mount -o remount, rw /

Xサーバーのコンフィギュレーションを行います。
# Xorg -configure

以下のエラーが出ました。

 

詳しく原因を調べるために、/var/log/Xorg.0.log を見ています。

open /dev/fb0: No such file or directory
どうやら、/dev/fb0 フレームバッファーが見つからないために動作しないようです。

その後、Canalサイト管理人さんからアドバイスをいただきました。

次のURLにArnold The Bat版のChromiumが動かない理由が詳しく書かれています。

http://pcmemo.take-uma.net/chromium%20os/chromiumos_build_virtualbox

どうやら、Xorgの動作アカウントがrootでなくなったために、vesaドライバが権限なしでエラーとなるようです。

解決するためには、rootでXを起動して、vesaを使えるようにしないといけないと書かれています。

ちょっと道は険しいことがわかりましたが、なんとなく解決の糸口が見えてきました。

もう少しがんばります。

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コメント

  1. http://www.canal.mokuren.ne.jp/ChromiumOS/
    上記URLにChromium 37の安定版があります。VMwareもVirtualBoxもあります。
    Chromeウェブストアも使えます。Youtubeの動画も見れます。Flashはできません。

  2. urashita より:

    とても参考になりました。
    教えていただいたVMwareとVirtualBoxのイメージは、32bit版だったこととtorrentファイルだったので、すぐにテストできませんでした。
    改めて試させていただきます。

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