J2EE, MVC, Struts, Spring MVC, Hibernate

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本日はオープン系のサーバーサイド技術の用語のまとめです。

 

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J2EEとは

J2EEとは、Java Platform Enterprise Editionのことです。OracleのエンタプライズなJavaコンピューティングプラットフォームです。

一言で言うと、サーバーサイドで動作させるJava環境のことです。

このプラットフォームでは、APIとエンタープライズソフトウェアを実行するためのランタイムを提供しています。

また、このプラットフォームでは、主にアプリケーションサーバーで動くモジュラーコンポーネントを採用しています。J2EEで動作するプログラムは主にJavaで実装されます。

J2EEはクライアント用のJavaであるJ2SEのスーパーセットになっています。

以下の等式で覚えておきます。

J2EE = J2SE + Servlet(Java対話処理) + JSP(JavaServer Pages) + EJB(Enterprise JavaBeans) + JDBC(Java Database Connectivity) + アルファ

 

ServletとJSPは通常はセットで使います。

大きな違いは、Servletはサーバーで動き、JSPはクライアントであるWEBブラウザで動きます。

また、Servletにはコンパイルが必要なのに対して、JavaServer Pagesでは、HTMLにJavaのコードを組み込んでコンパイルなしに動的なページを生成することが出来ます。

JavaBeansとは、再利用可能なJavaのコンポーネントのことです。

JDBCはJavaから使うデータベース接続のためのドライバです。

 

MVCとは

MVCとは、Model View Controllerのことで、ユーザーインターフェースを持つアプリケーションを作る際のデザインパターンです。

Modelは、ビジネスロジックです。

Viewは、ユーザーインターフェースです。

Controlは、ユーザーからの入力です。

データーの流れとして、Viewからユーザーが入力、その入力をControlが受けて、Modelが処理し、結果をViewに戻す、という形になります。

 

Apache Strutsとは

Strutsは、JavaサーブレットとJSPを使ってWEBアプリケーションを開発する際に使われるフレームワークです。

Strutsを使うと、MVCモデルに基づいた構造のアプリケーションを開発することが出来ます。

Strutsは、オープンソースでApacheライセンスで提供されています。

 

Spring MVCとは

Spring Frameworkは、Pivotal Softwareが開発しているJavaプラットフォーム向けのアプリケーションフレームワークで一般的には単にSpringと呼ばれます。

Spring Frameworkは、Java業界ではJava Enterprise Beansの置き換えと認知されています。

Spring MVCはSpring Frameworkの中でも、Apache Strutsに比べて軽量なWEBアプリケーションフレームワークになります。

Springは、オープンソースでApacheライセンスで提供されています。

 

Hibernateとは

Hibernateは、いわゆるORマッピングツールです。

ORマッピングとは、オブジェクト指向で扱うオブジェクトとリレーショナルデータベースのマッピングを行うことです。

Hibernateは、永続性に関わるデータベースへのアクセスを高レベルなオブジェクトハンドリング関数で置き換えることにより、オブジェクトとリレーショナルの間のミスマッチ問題を解決します。

Hibernateは、オープンソースでLGPLで提供されています。

 

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