デジカメのファイルの日時を変更しようと思っていろいろと試してみました。
Windows Power Shellを使って日付変更
Windowsのコマンドプロンプトから、Windows Power Shellを起動します。
コマンドウィンドウは、エクスプローラーから開くことが出来ます。
コマンドウィンドウを開いてから以下のコマンドでPower Shellを起動します。
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c:\tmp>powershell Windows PowerShell Copyright (C) 2009 Microsoft Corporation. All rights reserved. |
Windowsのファイルは、作成日時、更新日時、アクセス日時の属性を持っています。
それぞれ、変更方法は以下の通りです。
作成日時の変更
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PS C:\tmp> Set-ItemProperty %FileName% -Name CreationTime -Value "%日時%" |
更新日時の変更
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PS C:\tmp> Set-ItemProperty %FileName% -Name LastWriteTime -Value "%日時%" |
アクセス日時の変更
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PS C:\tmp> Set-ItemProperty %FileName% -Name LastAccessTime -Value "%日時%" |
ただ、JPEGのEXIF情報は、PowerShellでは変更できないのではないかと思います。
EXIF(イグジフ)とは
Exchangeable image file format(エクスチェンジャブル・イメージ・ファイル・フォーマット)は、富士フイルムが開発し、当時の日本電子工業振興協会(JEIDA)で規格化された、写真用のメタデータを含む画像ファイルフォーマットです。
デジタルカメラの画像の保存に使われます。
略称はExifで、呼び方は「エグジフ(もしくは「イグジフ」)です。
対応画像形式はJPEG、TIFF、JPEG XR(HD Photo)です。
以下の情報が記録可能です。
- 撮影日時
- 撮影機器のメーカー名(製造・販売元)
- 撮影機器のモデル名(カメラ付き携帯電話・スマートフォンの機種名など)
- 画像全体の解像度
- 水平・垂直方向の単位あたり解像度
- 撮影方向
- シャッター速度
- 絞り(F値)
- ISO感度
- 測光モード
- フラッシュの有無
- 露光補正ステップ値
- 焦点距離
- 色空間(カラースペース)
- GPS情報 - GPS付きカメラの場合、緯度・経度・標高など。
- サムネイル(160×120画素)
IrfanViewを使ってexif情報を変更
IrfanViewというソフトをダウンロードします。
IrfanView公式サイトは以下です。
私の場合は、64ビット版の「iview442_x64_setup.exe」というインストーラーをダウンロードしてインストールします。
IrfanViewを実行して、デジカメで撮った写真を開きます。
「Options」→「Change JPEG EXIF date/time (taken)」を開きます。
ダイアログからEXIFの撮影日付を変更できます。
「Apply new EXIF date/time as file date/time」にチェックが入っているとファイルの日付もEXIFの日付に合わせて変更されます。
これは便利。
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