投資やビジネスでよく使う、コンコルド効果とサンクコストについてまとめてみた。
コンコルド効果 (Concorde Effect) とは
コンコルド効果とは、このまま投資を進めると損失が出ると分かっていても、これまでに投資した分を惜しみ、ついつい投資を継続してしまう心理的傾向のこと。
ファイナンスや経済学でもよく使用されている用語で、「サンクコストバイアス」ともいいます。
コンコルド効果という名前の由来は、1962年に作られた旅客機「コンコルド」です。
コンコルドは約4,000億円をかけて開発されましたが、開発途中、同プロジェクトを継続しても黒字転換ができないという試算がなされました。
しかし、それまでの投資を惜しんで運用を続け、最終的には数兆円という莫大な赤字を出す結果になりました。
サンクコスト(Sunk Cost)とは
一方、サンクコストとは、事業や行為に投下した資金・労力のうち、事業や行為の撤退・縮小・中止をしても戻って来ない資金や労力のこと。
埋没費用ともいう。
コンコルド効果の例
コンコルド効果の例は日常生活に多数ある。
恋愛、結婚、離婚の例
・https://news.livedoor.com/article/detail/19031562/
パチンコ、ギャンブル、ソシャゲの例
・https://happymail.co.jp/happylife/characteristic/concorde-effect/
他にも、受験、オリンピックも同様でしょう。
コンコルド効果への最大の対策方法は、「一定の限度を設定し、損切りをする」ことです。
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