インサイド・ヘッドが7/18に公開されて見てきたのでネタバレ・感想をまとめてみました。
最初に私の総合評価は以下の通りです。
★★★☆☆ (3.0/5段階中)
英語版になりますがインサイドヘッド公式サイトは以下になります。
http://movies.disney.com/inside-out/
日本語の公式サイトは以下になります。
http://www.disney.co.jp/movie/head.html
目次
インサイド・ヘッドのストーリー
11歳の少女ライリーの頭の中を舞台に、喜び、怒り、嫌悪、恐れ、悲しみといった感情がそれぞれキャラクターとなり、物語を繰り広げるディズニー/ピクサーによるアニメです。
田舎から都会への引っ越しで環境が変化した少女の頭の中で起こる、感情を表すキャラクターたちの混乱やぶつかり合いなどを描いてます。
メガホンを取るのは、『モンスターズ・インク』や『カールじいさんの空飛ぶ家』などの監督ピート・ドクターです。
成長という普遍的なテーマと子供の頭の内部という独創的で柔軟な世界が混じり合う、個性的な物語に期待が高まります。
ストーリー:本当の主人公はカナシミ・・・だと私は思う
11歳の少女ライリーの頭の中に存在する5種類の感情、JOY、SADNESS、ANGER、DISGUST、FEARです。
これらの感情たちは日本版では、それぞれヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリと名前で表現されます。
ライリーの誕生や成長と共に生まれた彼らは、彼女を守り幸せにするために日々奮闘します。
ところが、ライリーを悲しませることしかできない「カナシミ」の役割だけは、大きな謎に包まれていました。
ある日、ライリーは父親の仕事の都合(新会社を作るため)で生まれ育ったミネソタの田舎町を離れ、慣れない大都会サンフランシスコへ引っ越します。
不安定なライリーの心は感情たちにも大事件を巻き起こし、ライリーの思い出が詰まった"思い出ボール"に触れようとしたカナシミと、それを止めようとしたヨロコビがボールを吸い込むチューブへ吸い込まれて、頭の中の司令部から消えてしまいます。
2つの大切な感情を失ったライリーは危機的な状態になり、このままでは心が壊れてしまいます。
はたして感情たちは、ライリーを救うことができるのでしょうか?
そして、カナシミに隠された、驚くべき「秘密」とは…?
表向きの主人公はヨロコビです。
ところがカナシミはとても重要な役割を果たします。
いや・・・本当の主人公はカナシミだと思います。
ライリーの性格を形成するのは重要な思い出なのですが、思い出作りにカナシミがとても大切なことを教えてくれます。。
「インサイド・ヘッド」は必ずしも子供向けの映画ではないです。
むしろ子育て中の親が観るべき作品とも思いました。
それなりに娯楽作品に落とし込もうとしてるけどとっても哲学的で心理学的で考えさせられる内容です。
私には面白かったけど決して万人向けではないです。
余談ですが、私が観ていた映画館では、幼い子供が途中で泣き出して親と一緒に外に出て行ってしまいました。
私はカナシミに関連して以下の映画を連想して思い出してしまいました。
「二人のカーク」
転送装置の故障で船長であるカークが善と悪の人格に二分されるというもの。
善悪の二つに分かれるけれど、どちらも本人の感情です。
善悪の中で、善の心は実際は弱くて決断力が弱いというもの。悪の心は判断力に優れ人間性の不可欠な部分で実は必要なんだということを知らされます。
「ブラックスワン」
バレリーナであるニナが白鳥の湖のプリマドンナに選ばれ、純潔なホワイトスワンと邪悪なブラックスワンの二役を演じるというストーリー。
純潔なホワイトスワンを演じる一方、心のなかに官能的で邪悪なブラックスワンがいてそちらも演じ切るという物語で、こちらもブラックスワンが重要な役割を果たします。
日本語版の話題
タイトル:インサイドヘッド
英語の原題ですと「INSIDE OUT」となってます。
これは、「裏返し」という意味になり、日本の「頭の中」とはかなり違います。
作品の意味合いを考えると、原題の方がしっくりくると思います。
ドリカムの歌によるオープニング
独自のオープニング映像の中で、ドリカムによる日本語主題歌にのせて知らない日本人の顔が100人ぐらいスライドショーで見せらます。
批判が多いオープニングですが、あまり気にはならなかったです。
インサイドヘッドの吹き替え・声優
インサイドヘッドの吹き替え・声優は以下の通りです。
ライリー・アンダーソン(Riley Anderson)声 - ケイトリン・ディアス(原語版)、伊集院茉衣(日本語吹替版)11歳の少女。彼女の頭の中が本作の舞台となる。アイスホッケーをすることが大好きで、ミネソタではチームに所属していた。
ライリーのパパ(Mr.Anderson)声 - カイル・マクラクラン(原語版)、花輪英司(日本語吹替版)茶髪で、口ひげが生えている。頭の中ではイカリがリーダーを務めている。
ライリーのママ(Mrs.Anderson)声 - ダイアン・レイン(原語版)、田中敦子(日本語吹替版)茶髪で、眼鏡をかけている。頭の中ではカナシミがリーダーを務めている。
ビンボン(Bing Bong)声 - リチャード・カインド(原語版)、佐藤二朗(日本語吹替版)ライリーが幼い頃に作り上げた空想上の友達で、ヨロコビとカナシミを手助けする。ピンク色の象のような姿をしている。
ヨロコビ(JOY)声 - エイミー・ポーラー(原語版)、竹内結子(日本語吹替版)感情の中でも、最も重要な感情であり、本作の主人公ともいえる存在。ポジティブでハイテンションかつ、いつも明るく、感情たちのムードメーカー。常にライリーを幸せにするために楽観的で、前向きな存在。欠点は、ポジティブ過ぎてあまり柔軟性がないこと。体が光っている。大きな青い目とブルーの髪、黄色いノースリーブのワンピースが特徴。一人称は「わたし」。
カナシミ(SADNESS)声 - フィリス・スミス(原語版)、大竹しのぶ(日本語吹替版)本作のもう一人の主人公。感情たちの中で最もネガティブな存在。ヨロコビのアイデアをことごとく否定し、憂鬱な時間を過ごす。本当はポジティブになりたいが、どうしてもなれないマイナス思考。ブルーの髪と白いセーター、眼鏡が特徴。一人称は「わたし」。
イカリ(ANGER)声 - ルリス・ブラック(原語版)、浦山迅(日本語吹替版)自分にも他人にも厳しい性格の持ち主で怒りっぽく、偉そうな態度を取る。他の感情たちが頑張っても満足せず、怒りを持って表現する一種のサディストで、怒りが爆発すると頭が燃える。真っ赤な四角い顔に赤い目、熱血教師のような服装が特徴。一人称は「俺」。
ムカムカ(DISGUST)声 - ミンディ・カリング(原語版)、小松由佳(日本語吹替版)せっかちで過保護な性格。他力本願な一面があり、すぐに感情を損ねてしまう。セットされた緑の髪、スカーフ、服からも分かるように、セレブ気質。一人称は「あたし」。
ビビリ(FEAR)声 - ビル・ヘイダー(原語版)、落合弘治(日本語吹替版)ライリーを守ろうとするばかりにいつも怖がり。危険や災難を予想、察知する能力は飛び抜けているが、やり過ぎな一面も。その一方で平和主義者で、ライリーが両親としっかり対話することを望んでいる。細長い紫色の青年で、一人称は「僕」。
脳内ポイズンベリー
「インサイド・ヘッド」と「脳内ポイズンベリー」の設定は、どちらも感情や思考を擬人化した5名のキャラが主人公の脳内に登場し、さまざまなやりとりを繰り広げるというものです。
「脳内ポイズンベリー」の原作は2009年12月から連載を開始しています。
そんなことから「インサイドヘッド」がパクったと言う声が聞こえてますが実際どうなんでしょうか?
私自身は、脳内ポイズンベリーは見たことがないので何とも言えませんが。
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【ピクサー長編アニメーション20周年記念】
ディズニー/ピクサー最新作「インサイド・ヘッド」オリジナル・サウンドトラック。
日本版主題歌DREAMS COME TRUE書き下ろしの新曲「愛しのライリー」を収録!
誰もが持っているのに誰も見たことがない無限に広がる 頭の中の世界で “感情たち”が繰り広げる感動の冒険ファンタジー!
ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカ、すべてがあなたの一部。
必要じゃないと思っていたカナシミの感情が必要な理由とは、、、?
それに気づいたときあなたは、自分をもっと好きになる。
スコアを担当するのはMr.インクレディブル以来ピクサー作品に欠かせない作曲家となったの一人マイケル・ジアッチーノ。
そして日本盤には、DREAMS COME TRUEによる、ディズニー/ピクサー史上初オリジナルの書き下ろし主題歌「愛しのライリー」を特別収録!
また同時併映の短編「南の島のラブソング」の劇中歌「Lava」を英語、日本語両バージョンで収録。
フィギュアとボールが1個付いています。
別売りの感情操縦デスクと連動して遊べます。
ライリーの初デート ブルーレイ DVD発売
インサイド・ヘッドMovieNEXプラス3D:オンライン予約限定商品、いよいよ発売です。
ボーナス映像としてオリジナル短編「ライリーの初デート?」が収録されます。
本編に出てくるライリーの“空想上のボーイフレンド”は、イギリスのボーイズグループ、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズがモデルになっていると、本作のプロデューサーであるジョナス・リベラが明かにしました。
ライリーが夢見る“完璧なボーイフレンド”に注目してみましょう。
2015年11月18日(水)発売
発売・販売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン
まとめ
全米のマスコミからは「ピクサーの最高傑作」「ピクサー新時代の幕開け」などピクサーの最高作品としての評価を得ており、“Rotten Tomatoes”では異例の100%~98%という高評価を維持しています。
ファミリー層がメインかと思いきや、17歳以上の観客が約半数を占め、老若男女、幅広い層の人々が本作を楽しんでいるのだそうです。
前評判ではピクサー史上最高傑作とも謳われています。
最後まで読んでいただきありがとうござました。
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