Google Analytics、Google Search Console (旧Google Webmaster Tool)はアクセス解析のデファクトスタンダードと言ってよいのでしょうか。
無料で高品質、とても便利なツールです。
一方で、Googleのサービスに依存してしまうのはとても怖いです。
あるウェブマスターに聞いた話では、Google Analyticsに登録しているサイトが、手動の低品質ペナルティになると一緒に登録しているサイトもペナルティになったそうです。
1つのサイトがペナルティになった際に、他のサイトもチェックを行っているのではないかと思います。
特に、アフィリエイト用にペラサイトを作っていたりする場合、要注意です。
そこでGoogle Analyticsの代替として、i2iとPtengineを調べてみました。
複数のサイトを同時にアクセス解析するのに便利な i2i
Google Analyticsでは、アカウント、プロパティ、ビューの階層構造があり、アカウントは100個作ることが可能です。
1個のアカウントには50個のプロパティをひもづけることが可能です。
1個のプロパティは1個のサイトと見なすことが出来るので、原理的には1個のアカウントでは50サイトがGoogle Analyticsの限界なのでしょうか。
アカウントを100個作れば、合計500サイトの管理を行うことが出来るようです。
このようにGoogle Analyticsも複数のサイトを管理できるのですが、一覧で見るのは不得意なようです。
一方、i2i (http://www.i2i.jp/)では、あらかじめ複数のサイトを見るために設計されているようです。
一覧で見ることが出来るので複数サイトの管理には便利です。
WordPressサイトをi2iで管理する方法
WordPressサイトをi2iで管理する方法は以下の通りです。
「新規パーツ作成」を押して、サイトを登録します。
そのまま、アクセス解析タグを発行します。
アクセス解析タグをクリップボードにコピーしておきます。
次にWordPressで該当のサイトの管理画面を開きます。
「外観」⇒「テーマの編集」でanalytics.phpを編集して、i2iのタグを埋め込みます。
i2iの問題点?
i2iを使っていて唯一の問題点は、サイトの左上にこっそりi2iを使っていることが表示されることです。
左上の部分に広告が出ることがあるのが難点ですが、有料版なら広告を消せるようです。
有料版への移行は少し変わっていてお金をチャージしたらPVに応じて有料版に移行できるようです。
- 有料版の料金をチャージします。
※最低金額 1,000円から - チャージが完了したら、有料化したいパーツを選択し、適用します。
※一度有料化したパーツは2日以上経たないと無料版に戻せませんのでご注意ください。 - 有料化したパーツの前日PVをPC=0.001円、スマホ=0.008円で計算した金額が、チャージした金額から引かれていきます。※前日までのPVによっては、チャージ金額がマイナスとなることがあります。
※チャージ金額がマイナスとなった場合、広告が表示されます。
※マイナスになっている場合、有料化する事はできません。
ヒートマップ付きアクセス解析ツール Ptengine
無料版では月間25,000PVまで計測可能ですが、1ドメインのみしか対応していません。
複数のサイトの管理には向いていないようです。
エコノミーで14,800円/月、ビジネスで29,800円/月、ファーストだと49,800円/月。。。
機能面ではGoogle Analyticsよりも上をいくものの有料版は少し高いかなというのが印象です。
まとめ
Webサイトを管理しているとアクセス解析は必須ですが、Googleへの依存は避けたいところです。
今回紹介した、i2i、Ptengineともに無料で使うにはGoogle Analytics/Search Consoleの機能には勝てないです。
とはいえ、ペラサイトの管理にはGoogleのサービスは使えないので割り切って使うしかないんでしょうね。。
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