2015年10月31日、名古屋駅前に二代目の大名古屋ビルヂングが完成したと三菱地所から発表がありました。
地上34階(174.7メートル)・地下4階の延べ床面積14万8000平方メートル。7~33階の約6万5000平方メートルはオフィススペースとし、3階~地下1階は飲食店などが集まる集客施設とした。中部圏で想定される最大級の地震を想定した耐震性も確保したそうです。
初代の大名古屋ビルヂングは東海道新幹線開通後の1965年から2012まで同じ場所にありました。
今回完成した2台目の大名古屋ビルヂングですが、初代と同じ名称のままのようで、7~16 階の集客ゾーン“大名古屋ビル Lifestyle & Services”が今後、11月から順次開業したのち、三越伊勢丹の出店を含め、2016年3月にグランドオープンするようです。
気になるので調べてみました。
目次
大名古屋ビルヂングの住所 アクセス
住所は、〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅3丁目28−12、大名古屋ビルヂングです。
Googleマップで見てみましょう。
名古屋駅前のビルなので迷うことはないでしょう。
今度はGoogle Earthで見てみます。
大名古屋ビルヂングも大きな建物になりますが、名古屋駅前には大きなビルが沢山ありますね。
大名古屋ビルヂング概要 7~16 階に集客ゾーン“大名古屋ビル Lifestyle & Services”設置
大名古屋ビルヂングについて、三菱地所株式会社からは次のように発表がありました。
■開業時期
2015 年11 月中 7~16 階“大名古屋ビル Lifestyle & Services”順次開業
2016 年3 月中 グランドオープン
※商業ゾーンを含めた全館開業
■各施設の名称
7~16 階 大名古屋ビルLifestyle & Services
地下1 階~5 階 大名古屋ビルShops & Restaurants
5 階屋上庭園 Sky Garden(スカイガーデン)
1 階北側広場 Dai Nagoya Park(ダイナゴヤパーク)
地下1 階地下街111 ダイナード ※旧名称を継承
■7~16 階に集客ゾーン“大名古屋ビル Lifestyle & Services”設置
中部圏は世界的なものづくり産業が数多く立地する日本の製造拠点です。
その中で名古屋駅地区は多くの交通機関が集中する交通結節点となっており、中部圏のゲートウェイとして世界や国内のヒト・モノ・情報をつなぐ重要な役割を担っています。
加えて、現在進行中の大規模複合ビル再開発、2027 年開通予定のリニア中央新幹線等を契機に、同地区における都市機能は更なる集積・強化が求められています。
その名古屋駅前の利便性と、長年親しまれてきた「大名古屋ビルヂング」の抜群の知名度を活かし、集客型・来店型のテナントの集積を企図した新たなゾーン“大名古屋ビル Lifestyle & Services”(最大約7,000 坪)を設置します。
駅前地区におけるショーケース機能を担うとともに、入居者、来場者のみならず中部圏に向けた情報の発信・サービスの提供を行います。
本施設と大名古屋ビルヂング地下1 階~3 階の商業ゾーン(約2,500 坪)、4 階の金融サービスゾーン(約1,100 坪)及び5 階ビジネスサポートゾーン(約300 坪)と有機的に連携することで、10,000 坪クラスの大型集客施設が誕生します。
【大名古屋ビルLifestyle & Services 概要】
(1)フロア
7~16 階(最大約7,000 坪)
(2)コンセプト
「集客力・情報発信力を兼ね備えた新たな名古屋の顔」
(3)テナント構成
リテールを中心とした銀行、証券会社等の金融機関、地域に貢献するクリニックモール及び健診センター、住環境・ライフスタイルを総合的に提案するショールーム、その他に教育、研修関係機関など、多岐にわたる情報の発信とサービスの提供が可能なテナント構成を図ります。
【大名古屋ビルShops & Restaurants 商業ゾーン概要】
(1)フロア
地下1 階~3 階(約2,500 坪)
(2)コンセプト
「D・N・A(大・名古屋ビルヂング・アドヴァンス)」
約半世紀に亘り名古屋駅前のシンボルとして親しまれてきた旧大名古屋ビルヂングのDNAを受け継ぎつつ、「新しさ」や「非日常性」などの新たな付加価値を創造し、名古屋駅前の新しい顔にふさわしい複合施設を目指します。
地下1 階から地上3 階の商業ゾーンの店舗面積は合計約2,500 坪。地下1 階で地下街に直結し、全体で約70 店舗(物販約30 店舗(※)、飲食約40 店舗)の出店を予定。アパレル・雑貨・食品・飲食等のバラエティに富んだ構成とする予定です。
地下1 階から地上2 階には、三越伊勢丹グループがキーテナントとしてセレクトストア(店舗面積約900 坪)を出店するほか、「東京・丸の内スタイル」で人気のレディース&メンズアパレル、ライフスタイルショップや、地元中京圏で愛されている専門店を融合させ、名古屋「発」・名古屋「初」のこれまでにない商業ゾーンとなります。
(※)三越伊勢丹グループのセレクトストアを1 店舗とした場合の店舗数です。
(3)ターゲット
・名古屋駅周辺エリアで都市型ライフスタイルを楽しむオフィスワーカー
・ワンランク上のライフスタイルを目指す「アーバンライフエディター」
(ライフスタイルを自己編集することを楽しむ高感度な都市生活者)
(4)業種別コンセプト
・物販ゾーンコンセプト「ノスタルジック×クリエイティブ」
地元で愛されている有力専門店を誘致するほか、三越伊勢丹グループのセレクトストアをはじめとした、地元及び全国の有力専門店の新業態や名古屋駅エリア初出店ブランドを集積します。
感度の高いファッション、インテリア、雑貨の集まる、“ここでしか味わえない”新しい魅力を備えたテナントミックスを提案します。
・飲食ゾーンコンセプト「“食”&“楽”」
本物が集まる地元御用達レストランをはじめ、全国で愛されている食の名店が軒を連ねます。
カジュアルな接待需要にもお応えする、ゆっくりとお食事を楽しんでいただく“食”ゾーンと、賑やかな夜のシーンをイメージし、オフィスワーカーをはじめ多くの人が集い、交わる大人のたまり場“楽”ゾーンの融合により、一日中賑わい愛される“美味しく”“楽しい”新・食空間を提案します。
(5)三越伊勢丹グループが発信するセレクトストア
旬のファッションに関心の高い高感度な男女をメインターゲットとし、三越伊勢丹グループが強みとする「独自性」「編集力」を結集させたフロア。
アイテムの枠を超えて婦人・紳士のファッション、雑貨を提案するセレクトストアとなります。
セレクトストアは、地下1 階から2 階の3 層に約900 坪で出店し、全体で約2,500 坪の商業ゾーンの核となります。
■建物完成イメージ
外観です。
特徴的な5Fのスカイガーデンです。
■計画地マップ
■計画概要
- 所 在 地 愛知県名古屋市中村区名駅三丁目27 番地ほか
- 敷地面積 9,155.56 ㎡
- 開発手法 都市再生特別地区
- 指定容積率 1400%
- 延床面積 147,871.79 ㎡
- 階 数 地上34 階 搭屋1 階 地下4 階
- 建物高さ 174.70m
- 構 造 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
- 用 途 事務所、店舗、地域冷暖房施設、駐車場、駐輪場等
- 設計・監理 株式会社三菱地所設計
- 施 工 清水建設株式会社
- 開 業 2015 年11 月中 7~16 階“大名古屋ビル Lifestyle & Services”順次開業
2016 年3 月中 グランドオープン※商業ゾーン(三越伊勢丹含む)を含めた全館開業
まとめ
東京駅前、大阪駅前にも次々に新しいビルが出来ていますが、名古屋駅前も負けていません。
JRセントラルタワーズ、ミッドランドスクエアなど次々に新しいビルが建っています。
大名古屋ビルヂング、オフィススペースは今月から入居が開始されるようですが、商業施設は来年3月のお楽しみです。
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