このたび、京都の北野天満宮と金閣寺(鹿苑寺)に行ってみました。
北野天満宮は学問の神様として有名です。受験生なら神頼みで訪れたい場所です。
金閣寺は言うまでもなく黄金の装飾で美しいお寺です。
さて、どんな所だったんでしょうか?
目次
京都 北野天満宮のアクセス、場所、駐車場
北野天満宮とは
北野天満宮について調べてみました。
北野天満宮は、京都市上京区にある神社。旧称は北野神社。二十二社の一社。旧社格は官幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。神紋は「星梅鉢紋」。 通称として天神さん・北野さんとも呼ばれる。福岡県太宰府市の太宰府天満宮とともに天神信仰の中心で、当社から全国各地に勧請が行われている。
延喜3年(903年)、菅原道真が無実の罪で配流された大宰府で没した後、都では落雷などの災害が相次いだ。これが道真の祟りだとする噂が広まり、御霊信仰と結びついて恐れられた。そこで、没後20年目、朝廷は道真の左遷を撤回して官位を復し、正二位を贈った。天慶5年(942年)、右京七条に住む多治比文子(たじひのあやこ)という少女に託宣があり、5年後にも近江国の神官の幼児である太郎丸に同様の託宣があった。それに基づいて天暦元年6月9日(947年)、現在地の北野の地に朝廷によって道真を祀る社殿が造営された。後に藤原師輔(時平の甥であるが、父の忠平が菅原氏と縁戚であったと言われる)が自分の屋敷の建物を寄贈して、壮大な社殿に作り直されたと言う。
(Wikipediaより)
よくある誤解ですが、菅原道真が立てた神社ではなくて、菅原道真由来の神社と言った方がよさそうですね。
北野天満宮へのアクセス、参拝時間
北野天満宮の住所、電話番号は次の通りです。
〒602-8386 京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所
電話番号 075-461-0005
FAX番号 075-461-6556
■楼門の開閉時間
4月~9月 5時~18時
10月~3月 5時30分~17時30分
■社務所・授与所 受付時間 9時~17時
境内の拝観は自由です。
■ご祈祷 受付時間 9時~16時30分
受付場所 本殿前受付「授与所」
Googleマップで見てみました。
北野天満宮の歩き方
北野天満宮への行き方は様々ですが、今回は阪急の西院駅から行ってみます。
西院の交差点、北西のバス停から205に乗ります。
およそ10分程、バスに乗って西大路通りを北上して、北野白梅町で降ります。
北野白梅町から今出川通りを東へ5分ほど歩きます。
こちらが北野天満宮の入口です。
神社まで延々と数百メートルは歩きます。
ようやく見えてきた神社への入口です。
厳かな入口です。楼門です。
至る所で見られた牛。牛は天満宮では神使(祭神の使者)とされているそうです。
目が赤いと少し怖いですね。
いよいよ境内?中に入りました。
まず、手水で手を洗います。
手水は「禊(みそぎ)」の儀式から転じたもので、知らず知らずのうちに身に付いた罪や穢れを川や海などに浸かってお祓いする代わりに、手と口をすすぐようになったと言われています。楼門をくぐると右手に手水舎があります。
こちらは三光門です。
こちらが本殿です。
ここで願いを込めてお祈りします。
受験生なら合格を祈願しましょう。
金閣寺とは異なり北野天満宮は入館は無料ですが、お賽銭するときっとご利益があります。
お祈りの方法は次の通りです。
お参りの基本1「鈴を鳴らす」
鈴の音色は邪気や汚れを払うと言われ、祓い清めの意味をもっています。大きな音がよい、長ければよいということはありません。丁寧に扱いながら鳴らしましょう。
お参りの基本2「二拝二拍手一拝」
お土産屋さんでは、合格祈願のお守りを買いましょう。
本殿の後ろの地主柱です。
金閣寺(鹿苑寺)のアクセス、場所、拝観料、駐車場
北野天満宮から歩いて行ける金閣寺にも行ってみました。
金閣寺とは
金閣寺の正式名称は鹿苑寺です。
一般的には、足利義満が建てたとして知られています。
鹿苑寺(ろくおんじ)は、京都市北区にある臨済宗相国寺派の寺。建物の内外に金箔を貼った3層の楼閣建築である舎利殿は金閣(きんかく)、舎利殿を含めた寺院全体は金閣寺(きんかくじ)として知られる。相国寺の山外塔頭寺院である。
寺名は開基(創設者)である室町幕府3代将軍足利義満の法号・鹿苑院殿にちなむ。山号は北山(ほくざん)。寺紋は五七桐。義満の北山山荘をその死後に寺としたものである。舎利殿は室町時代前期の北山文化を代表する建築であったが、昭和25年(1950年)に放火により焼失し、昭和30年(1955年)に再建された。平成6年(1994年)にユネスコの世界遺産(文化遺産)「古都京都の文化財」の構成資産に登録されている。
金閣寺のアクセス、参拝時間、参拝料金
金閣寺の住所、電話番号は次の通りです。
所在地: 〒603-8361 京都府京都市北区金閣寺町1
電話: 075-461-0013
参拝時間
午前9:00〜午後5:00
※年中無休
※特別拝観時は時間が異なることもありますのでご注意ください。
参拝料金
大人(高校生以上) 400円
小・中学生 300円
※団体割引はありませんが、30名以上の場合は団体としてお入りください。
※特別拝観時は料金が異なることもありますのでご注意ください。
金閣寺をGoogleマップで見てみました。
金閣寺の歩き方
北野天満宮から歩いて20分程で金閣寺です。
左大文字がすぐそばで見える金閣寺の入口です。
今回は、秋に訪れましたが、雪を被った金閣寺は特に綺麗なので雪が降った直後にも訪れたいです。
入口には、鹿苑寺、通称、金閣寺って書いてありますね。
総門と呼ばれる門です。
受付前。天然記念物のイチイガシです。
受付でお金を払って、参拝門から入るとすぐに見える金閣寺。
どこから見ても美しい。
手前の池が鏡湖池という名前で、小さな島は細川石という名前です。
後ろから見ても美しい。
銀河泉、足利義満公の御茶の水だとか。
白蛇の塚です。
外に出て来ました。
左大文字山の登り方、登山、場所
金閣寺から出て更に足を延ばして、左大文字山を登ろうとしました。
左大文字山とは?読み方
左大文字山
所在地:京都市北区大北山鏡石町(おおきたやまかがみいしちょう)
山名:大文字山(または大北山)[12]。区別のため左大文字山とも呼ばれる。標高約230メートル
火床:53ヶ所
大きさ:一画48m、二画68m、三画59m
保存会:法音寺の(元)檀家による世襲。35世帯(1990年)
1658年の『洛陽名所集』には記載が無く、1673-1681年の『山城四季物語』に記載があることから、この間の期間に始まったのではないかとみられている。成立について特に伝承や記録などは残っていない。この山は険しい岩山であり、かつては杭を立てた上にかがり火のかたちで送り火を行っていた。固定された火床もなく、かつては荒縄を張るなどして形を決めていたため、毎年形が変わっていたと言う。2011年現在は栗石とコンクリートで作られた53の火床が使用されている。また、大文字は一斉点火であるが、左大文字は筆順に沿って点火される。
左大文字の読み方は、ヒダリダイモンジです。
左大文字は登山出来るのか?
左大文字山を登るには、大文字山そのもの正面から目指すと私有地なので、おそらく登れません。
金閣寺の南側の氷室道を通ります。
ここから登れるかもしれませんが、この先は私有地かもしれないので辞めることに登るのを止めることにしました。
金閣寺のお土産など
金閣寺で有名なものと言えば、三島由紀夫の「金閣寺」でしょうか。
現在の金閣寺は、この三島由紀夫の小説にも出てくる1950年の金閣寺放火事件の後、1955年に再建されたものなんですね。
最後まで読んでいただきありがとうござました。
この記事が気に入っていただけたらシェアしてくれると嬉しいです。
コメント