Uber, Lyft, Gett, Hailo, Grab・・・世界中にはこんなに沢山、タクシーの配車アプリがあるんですね。
ちょっと調べて整理してみました。
目次
Uber ウーバー
Uberとは、アメリカ合衆国の企業であるウーバー・テクノロジーズが運営する、自動車配車ウェブサイトおよび配車アプリである。現在は世界70カ国・地域の450都市以上で展開している
2009年創業で、おそらく世界最大手。
非上場ながら、2015年の予約売上は108億4000万ドル(約1兆3000億円)と推定されています。
日本では2014年8月から東京でサービスを開始しました。
トヨタがUberへの出資を発表しています。
Lyft リフト
2012年創業。
米Lyft(リフト)社が提供するライドシェアサービス。タクシーのような専用車ではなく、一般人が自家用車で乗車サービスを行う。乗車料金は、都市や利用時間帯によって異なるが、基本的にタクシーより安いのが最大の特徴である。
日本では自家用車を使って有償で人を送迎することが道路運送法で禁止されているので、現在のところ日本進出はないようです。
GMや楽天が出資しているようです。
Gett ゲット
Gettは2010年創業のテルアビブに拠点を置く非公開の配車サービス企業。
主に欧州で急成長中で、ロンドン、ニューヨーク、モスクワを含む60都市でサービスを提供しています。
ロンドンではブラックキャブの半数がGettアプリに対応しているらしいです。
独Volkswagen Groupは2016年5月24日、イスラエルの配車サービス企業Gett(旧Get Taxi)に3億ドル出資すると発表しました。
オンデマンド移動サービスの開発と市場拡大で協力していくようです。
Ola cabs オラキャブ
Ola Cabsは、インド発で2015年に創業された、インドでは最大のタクシー配車サービスです。
日本のソフトバンクが出資したこともあり、今後の動向が気になる所です。
日本人がインドで旅行したりするなら、Olaのサービスを使うことをおすすめします。
Hailo ヘイロー
Hailoは、2011年創業の英国発のタクシー配車サービスです。
2013年9月に大阪へ進出し、2014年には光通信も出資しましたが、2015年8月には日本から撤退しました。
日本で配車タクシーアプリの展開は、法規制、業界の既得権などから難しかったのではないでしょうか。
Grab (GrabTaxi) グラブタクシー
Grab (Grab Taxi)は、タイ、マレーシアなど東南アジア6カ国19都市でサービスを展開するタクシー配車アプリです。
GrabTaxiは2012年、マレーシアで創業されました。
現在、本社はシンガポールです。
こちらはフィリピンに滞在中にタクシーの中から撮りました。
フィリピンのタクシーの多くはGrab (GrabTaxi) に対応しています。
逆に、Grab (GrabTaxi) に対応していると安心して乗れますね。
タクシー窓から見える道路を走っている車は、ジープニーまたはジプニー (jeepney) と呼ばれる乗り合いタクシーです。
派手な外観で目立ちますが、日本人は怖くて乗れませんね。
元はアメリカ軍のジープを改造して制作したようですが、現在は、日本のISUZUとかのトラックを改造しているようです。
LINE TAXI ラインタクシー
2015年1月に日本で始まったサービスです。
日本発なので使ったことがある人はいるかも。
LINE Payと連動していて日本人には馴染みやすく使いやすいので、日本では大本命と言えるでしょう。
Cabify (キャビファイ)
Cabify (キャビファイ) は2011年5月に、スペイン出身の起業家であり通信業のエンジニアでもある、スタンフォード大学出身ンのフアン・デ・アントニオにより設立されました。
Cabify (キャビファイ) は、スペイン語圏で最大のインターネット上で交通手段を提供する企業として、メキシコ、チリ、コロンビア、ペルー、ブラジル、パナマ、エクアドル、ポルトガル、アルゼンチン、ドミニカ共和国、ウルグアイ、そしてスペインでサービスを提供しています。
Cabify は、日本の楽天も出資しています。
BlaBlaCar (ブラブラカー)
BlaBlaCarは、2006年フランスで創業された相乗りサービスです。
BlaBlaCarは、タクシーの配車アプリ、サービスではなくて、ドライバーが同乗者を募集し、車を持っていない人が乗せてもらうという仕組みです。
カーシェアリングとはライドシェアリングを発展させて、マイカーで旅行を計画している人が自車の空き席に価格をつけて同社のWebサイトに投稿、同乗を希望する旅行者がそれに応募する仕組みで、まさにインターネットを活用したヒッチハイクです。
見知らぬ一般人同士って、ちょっと怖い気もするけれど、ビジネスとして成り立つ仕組みがあるんでしょう。
BlaBlaCar の使い方
↓BlaBlaCarの公式サイトはコチラです。
対応している国は、フランス、イタリア、ドイツ、インド、ブラジル、メキシコなど。
アメリカやイギリス、もちろん日本も対応していません。
公式サイトはフランス語で書かれていますが、Google Chromeの場合、右クリックして「日本語に翻訳」を押すと、その場で日本語になるので、なんとか使えますかね。
mytaxi (マイタクシー)
mytaxi は、ドイツ発のタクシーの配車アプリです。
ドイツやイタリヤでよく使われています。
まとめ 日本での普及は?
日本ではタクシーの配車アプリの普及は難しいかもしれません。
道路運送法の第10条には以下の文面があります。
(運賃又は料金の割戻しの禁止)
第十条 一般旅客自動車運送事業者は、旅客に対し、収受した運賃又は料金の割戻しをしてはならない。
ただ、世界中には他にもこんなに沢山、タクシー配車アプリがあるようです。
AK Cars London Minicabs
Arro
BiTaksi
Blacklane
Cabulous
Careem Networks
Carma (旧:Avego)
Curb
Direct Ridesharing
DRiVR
Easy Taxi
Flywheel
GetTaxi
GoCatch
hitch a ride
HOPINTAXI
Ingogo
Kabbee
Kuaidi Dache
Liftago
OTDS – Online Taxi Dispatch System
RubyRide
Shuddle
SideCar Ride
SnappCab
Spaceship
Summon
T Dispatch
Taxi Apps
Taxi Magic
Taxi Mobility
Taxi Mojo
Taxi.EU
Taxibeat
TaxiJet
TaxiMagic
Universal Taxi Dispatch
VIA
Weeels
ZabKab
なんか飽和してないかな。
最後まで読んでいただきありがとうござました。
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