Googleの検索エンジンのアップデート (パンダアップデート、ペンギンアップデート、医療、健康アップデート)

Googleの検索エンジンは、1999年以来、さまざまなアップデートを行っています。

主なアップデートを見てみましょう。

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ペンギンアップデート

ペンギンアップデートは、Googleが検索結果スパムやGoogleのガイドラインに違反して故意に順位上昇させようとしているサイトの排除を目的とした新しいアルゴリズムのことです。

端的に言うと、不正な被リンク対策を実施しているサイトのチェックを行うアルゴリズムです。

ペンギンアップデートは以下のタイミングで、導入されてきました。

ペンギンアップデート1.0 – ペンギンアルゴリズム導入 (2012年4月)
ペンギンアップデート1.1 – データの更新 (2012年5月)
ペンギンアップデート1.2 – データの更新 (2012年10月)
ペンギンアップデート2.0 – アルゴリズム更新 (2013年5月)
ペンギンアップデート2.1 – アルゴリズム更新 (2013年10月)
ペンギンアップデート3.0 – アルゴリズム更新 (2014年10月)

ペンギンアップデートの導入以前は、不正な自演リンクを使ってGoogleの検索順位を行うSEOが行われていましたが、ペンギンアップデートによって不正な自演リンクは軒並みペナルティを食らうようになりました。

パンダアップデート

パンダ・アップデートは、2011年に英語圏を中心に導入され話題になり、2012年7月にようやく日本にも導入された、主に「低品質なコンテンツが検索結果上位に表示されにくくするため」のGoogleの検索アルゴリズム・アップデートのことです。

ペンギンアップデートが、主に「リンク操作」に対応するアップデータなのに対して、パンダアップデートは「コンテンツの質」に対する評価に対応するアップデートです。

パンダアップデートにより、内容の薄いコンテンツを増やし続けると、自動ペナルティによって検索順位を落とす可能性があります。

ハミングバードアップデート

ハミングバードアップデートは、2013年9月に公表されたGoogleの会話形検索クエリの処理をできるようになったアルゴリズムです。

ハミングバードアップデート以前は、複数の入力された検索キーワードの1つ1つの単語に着目し、それに対する検索結果を表示していました。
ハミングバードアップデートにより、キーワードの背景や文脈を理解することができるようになりました。これにより、会話型検索を行ったユーザーの意図、文脈に沿った、関連性の高い検索結果が表示することができるようになります。

ハミングバードアップデートは、パンダアップデートやペンギンアップデートのようなスパムサイトを排除するためのものではありません。

ベニスアップデート (ヴェニスアップデート)

ベニスアップデートは、2014年12月に更新されたGoogleのアルゴリズムの更新です。

ベニスアップデート (ヴェニスアップデート/Venice Update ) により、ユーザーの位置情報を検索結果に反映するようになります。

地域性が重要なキーワード(例えば歯医者、図書館、美容室、コンビニなど)については、地域を明示して検索しなくても、現在地に応じて検索結果が調整されます。

フレッドアップデート

2017年3月上旬に、最近ではかなり規模が大きい順位変動が発生しました。

グーグルのゲイリー・イリェーシュ氏の冗談をきっかけに、フレッドアップデート(Fred Update)とSEO界隈では呼ばれています。

「低品質のコンテンツ」の数だけが多いサイトで、「広告が多い」ものが狙い撃ち状態で順位が下がったと言われていますが、詳細はGoogleも公式には発表していません。

アウルアップデート

2017年4月末に行われたアップデートで、「フェイクニュース」対策のアップデートです。

https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/04/our-latest-quality-improvements-search.html#gpluscomments

毎日毎分、大量のページがインターネット上に出現するようになった今日、検索エンジンを出し抜こうとする新たな手法も登場しました。この中でも、もっとも顕著なものの一つが、明らかに誤解を招く内容や、低品質かつ攻撃的なコンテンツ等によって、悪意のある情報を広める「フェイクニュース(偽ニュース)」です。

医療や健康に関するアップデート (健康食品アップデート)

2017年12月6日に行われた医療、健康食に対するアップデートです。

https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/12/for-more-reliable-health-search.html

医療や健康に関連する検索結果の改善について
2017年12月6日水曜日
Google では、今週、日本語検索におけるページの評価方法をアップデートしました。
この変更は、医療や健康に関する検索結果の改善を意図したもので、例えば医療従事者や専門家、医療機関等から提供されるような、より信頼性が高く有益な情報が上位に表示されやすくなります。本アップデートは医療・健康に関連する検索のおよそ 60% に影響します。Google では、医療や健康だけに限らず、今後も継続的に検索の改善に取り組んで行きます。

このアップデートは、DeNAが運営していたWELQ (ウェルク) が2016年11月から12月ごろ問題になった件に対応してのアップデートだと推測されます。

WELQ問題はこちらを参照。

http://www.yomiuri.co.jp/science/goshinjyutsu/20161212-OYT8T50096.html

DeNA「WELQ(ウェルク)」休止…まとめサイトの問題点と背景は
2016年12月13日 05時20分
医療系サイト「WELQ(ウェルク)」をはじめDeNA(ディー・エヌ・エー)が運営するまとめサイトで不正確な記事や著作権無視の転用が次々と見つかり、休止に追い込まれた。

この「医療、健康に関するアップデート」以降、医療系の検索ワードで検索すると、軒並み大学や病院など権威のありそうなサイトの検索結果が表示されました。

ただ、一方、検索結果が難しすぎて、検索結果がユーザーの知りたいことかどうか疑わしいこともしばしばあります。

まとめ

Googleの検索エンジンも常に進化していますね。

一方、ブログやサイトを作る側が、常に気を付けておけばよいことは

「ユーザーの検索意図にマッチしたコンテンツを作ること」

です。