IMP、CTR、CPM、CPC、RPMとは?計算方法、関係、平均は?

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Googleアドセンスを使ってよく出てくる用語が、IMP、CTR、CPM、CPC、RPMです。

これらの用語について整理してみました。

マーケティング用語としても使えます。

 

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IMP (imp=インプ、 impression = インプレッション) とは

IMPは、Webサイトに掲載される広告の効果を計る指標の一つで、広告の露出(掲載)回数のことです。

サイトに訪問者が訪れ、広告が1回表示されることを1インプレッションといいます。

 

一方で、ページビュー (PV) とは、Webサイト訪問者のブラウザにWebページが1ページ表示されるのが1ページビューです。

つまり、1ページに広告を複数張っていた場合、imp と PV はずれてきてしまいます。

 

CTR (クリック率) とは ページCTRとは

CTRは、Click Through Rateの略です。

日本語では、クリック率やクリックスルー率と呼ばれます。

読み方は、シーティーアールです。

以下の計算式で表されます。

 

CTR(クリック率) [%]= クリック数 ÷ 広告表示回数 (=imp、インプレッション) × 100

 

  • 表示回数10,000に対してクリック数100の場合 CTRは1%
  • 表示回数10,000に対してクリック数50の場合 CTRは0.5%

となります。

 

CTRが高い方が、単純に見た広告効果としてはよいでしょう。

同じ100回表示の広告でも、CTRが1%と5%では、効果は違ってくるわけです。

5%の広告の方が効果が高い広告と言えるでしょう。

 

Googleアドセンスでは、

  • クリック率
  • ページCTR

という2つの表記があります。

 

ここで

  • クリック率は1つの広告のクリック率
  • ページCTRは1つのページのクリック率

です。

1つのページに3個広告を貼れば、

ページCTR = クリック率 x 3

となります。

 

Googleアドセンスのクリック率の平均は0.2%~0.6%程度です。

ページCTR = クリック率 x 広告数です。

CPM (インプレッション単価) とは

CPMは、 Cost Per Mille の略です。

日本語では、インプレッション単価です。

読み方は、シーピーエムです。

以下の計算式で表されます。

 

CPM = コスト ÷ 広告表示回数 (=imp、インプレッション) x 1,000 

 

CPMは、広告掲載回数1,000回(1,000インプレッション) あたりの料金を表します。

 

CPMに基づく課金ではクリックの回数は関係ありません。

つまり、クリックしてもらいやすい(CTRが高い)広告でも、コストを抑えて配信することができます。

 

CPMが安い方が、少ない金額で広告をたくさん表示させることができるわけです。

ただ、CPMが安い場合、配信時の広告枠としての価値が低い傾向もあります。

 

 

インプレッション単価とよく似た表現にインプレッション収益っていうのがあります。

インプレッション単価は広告主から見た言い方で、インプレッション収益はサイト運営者から見た言い方だと思われます。多分。

 

Googleアドセンスのインプレッション収益の平均は50円から200円程度です。

これとは別にページRPMっていうのがあります。

詳しくはRPMの解説を見てください。

 

CPC (クリック単価) とは

CPCは、Cost Per Clickの略です。

日本語では、クリック単価です。

読み方は、シーピーシーです。

以下の計算式で表されます。

 

CPC = コスト ÷ クリック数

 

CPCは、広告1クリックに要した広告費用を表します。

1,000円で10個のクリックが獲得できれば、CPC100円です。

広告主にとっては、CPCが安い方が良いでしょう。

 

CPCの相場、平均は、10円~200円ぐらいであることが多いようです。

 

RPM (インプレッション収益) とは

RPMは、Revenue Per Milleの略です。

日本語では、インプレッション収益です。

読み方は、アールピーエムです。

以下の計算式で表されます。

 

インプレッション収益(RPM) = (見積もり収益額 / 広告表示回数) × 1,000

 

インプレッション収益(RPM)は実際の収益とは異なり、見積もり収益額を広告表示回数で割り、1,000を掛けた値です。

RPMは、広告が1,000回表示された際の収益額を意味しています。

 

例えば、Google Adsenseの広告が1,000回表示された時の見積収益が200円の場合、RPMは200円になります。

広告の表示回数が少ないほど、RPMも高くなるので、この数値が高いほど効率の良いサイトだと言えます。

 

 

Googleアドセンスでは、

  • インプレッション収益
  • ページRPM (ページのインプレッション収益)

という2つの表記があります。

 

ここで

  • インプレッション収益は1つの広告のRPM
  • ページRPMは1つのページのRPM

です。

1つのページに3個広告を貼れば、

ページRPM = インプレッション収益 x 3

となります。

 

ページRPM = インプレッション収益 x 広告数です。

 

アドセンスで収益を上げるには

Google アドセンスで収益に上げる際に関係するのは、IMP、CTR、CPC、RPM です。

CPMは、広告主側には意味がありますが、アドセンスで収益を上げる側には直接関係ありません。

また、CPCも、高いに越したことないのですが、サイト側ではなかなかコントロールできません。

クリック単価が高いと言われている、脱毛、金融、美容系のジャンルの記事を書くぐらいしか方法はありません。

 

IMPをあげるには、ひたすらユーザーに役に立つ記事を書いてPVを上げるしか方法はありません。

CTRは広告の配置に気を付けて、配置するようにします。

CTRが上がると結果として、RPMも上がってきます。

 

 

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