ffmpegでaviをmp4に変換するとWindows Media Playerで再生できない?

ITで知っておくべき知識
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ffmpegを使うと、aviファイルを簡単にmp4 (H264)に変換できます。

ところが、作成したmp4ファイルがWindows Media Playerで再生できないので、理由を調べてみました。

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ffmpegとは

ffmpegについては以下にまとめました。

ffmpegの最新バージョンの使い方、ダウンロードとインストール、コマンド
オープンソースの動画変換、再生で有名なプロジェクト ffmpegでは何ができるのでしょうか? FFmpeg とは FFmpegの読み方は、エフエフエムペグです。 FFmpegは、動画と音声を記録・変換・再生するためのオープンソースのソフト...

 

ffmpeg でaviをmp4 (h264)への変換方法

ffmpegを使ってaviをmp4へ変換してみます。

 

ffmpegの最も簡単な使い方は次の通りです。

 

そこで、以下のように変換してmp4を作成します。

 

outfile.mp4が作成されました。

ffmpeg付属のffplay.exeを使って再生することは出来ました。

ところが、このファイルをWindows Media Playerで再生してみたのですが、どういう訳か真っ黒に表示されて再生できません。

 

サイズか?YUVか?何かが原因で、Windows Media Playerで再生できないのではないでしょうか?

 

 

そこで、以下のオプションを使って、YUV420で変換してみました。

 

今度は、Windows Media Playerで再生できました。

 

YUV420が効いた?ということでしょう。

YUVとは?YUV420

YUVとは、色空間(カラースペース)の一種で、輝度信号(Y)と、青色成分の差分信号(U)、赤色成分の差分信号(V)の3要素によって色を表現する方式のことです。

 

YUV444

YUV422

YUV420

YUV411

がある。

 

ffmpegで変換する際、デフォルトはYUV444らしい。

YUV420に変換しないと、Windows Media Playerは認識しないのだろうか?