Windowsで使える sshターミナルソフト MobaXterm の日本語化、使い方についてまとめてみました。
目次
MobaXterm (モバックスターム) とは
MobaXtermは、WindowsやMacで動くターミナルエミュレーターです。
BusyBoxベースでXサーバーの機能を持っています。
↓MobaXtermの公式サイトはコチラ
・https://mobaxterm.mobatek.net/
MobaXtermの読み方は、モバックスタームです。
MobaXtermには有料版と無料版がありますが、無料版あってもかなり機能豊富です。
無料版の設定画面を見てみました。
SSH、Telnet、Rsh、Xdmcp、RDP、VNC、FTP、SFTP、Serial、File、Shell、Browser、Moshの機能があると書かれています。
MobaXtermが、他のターミナルエミュレーターと比べて優れている点として、X11のサーバー機能を持っている点にあると思っています。
また、sshのポートフォワード機能を使って自動的に接続しているようなので、WindowsパソコンからLinux端末ににsshでログインして、そのままで、LinuxのXクライアントを実行することが出来ます。
このようなことは、コンソールベースのターミナルエミュレーターでは、明示的にsshのポートフォワードを使って接続しないと出来ませんでした。
↓sshのポートフォワーディングについては以下にまとめました。
・https://urashita.com/archives/859
私は、これまでは、TeraTerm、Poderosa というターミナルエミュレーターを使っていたのですが、MobaXtermを使い始めてからは、こちらを主に使うようになりました。
MobaXtermのダウンロード、インストール
MobaXtermは、以下のサイトからダウンロードしてインストールします。
日本語版のインストーラーはありません。
↓MobaXtermのインストーラーのダウンロード
・https://mobaxterm.mobatek.net/download-home-edition.html
zip形式のインストーラーをダウンロードしてから、unzipで解凍します。
unzip後、実行形式のインストーラーをそのまま実行するだけで、インストールされます。
MobaXtermではUTF-8のみ、Shift JIS、EUCは使えない
MobaXtermで使える文字コードはUTF-8のみです。
Shift JIS、EUCは使えません。
Shift JISやEUCを使いたい場合は、MobaXterm の代わりに Teraterm や Poderosa を使うしかありませんね。
MobaXtermの日本語化、日本語入力
MobaXtermは、Mobatekというフランスの会社の製品のようです。
↓Mobatekの公式サイト
メニューの日本語化はされておりません。
また、ローカルの IME を使ってリモートに日本語を書き込むことは出来ません。
ただ、日本語フォントは普通に表示出来ます。
コメント
UTF-8とSJISはあるが、EUCがないのが困る。
[…] ・https://urashita.com/archives/26666 […]