mDNSとは?Windows、Linuxで有効化、無効化、コマンドで確認

ITで知っておくべき知識
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mDNSについて調査してみました。

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mDNSとは何か?

mDNSは、LAN内のパソコンをマルチキャストを利用して自動的に探索するための仕組みです。

LAN内では、マルチキャストDNSプロトコルは、ローカルネームサーバーを含まない小規模ネットワーク内のホスト名からIPアドレスを解決する名前解決を行います。

mDNSは、アップルコンピュータが策定した仕様でRFC6762で定義されています。

mDNSは、multicast DNSの略で、日本語ではマルチキャストDNSとも呼ばれます。

 

Apple製品では Bonjour、Linuxは Avahi で実現することが多いようです。

Windows 10でmDNSを有効化、無効化

Windows 10では、あらかじめmDNSの機能が実装されています。

Windows 10でmDNSの機能を無効化する方法は以下の通りです。

 

RegEditでレジストリを変更します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows NT\DNSClient
EnableMulticast

有効化は 0 を設定

無効化は 1 を設定

 

RegEdit を終了してから、パソコンを再起動します。

LinuxでmDNSを有効化、無効化

CentOS 7のmDNSサービスを提供するプログラムである「Avahi Daemon」をインストールします。

 

コンソールなどのコマンドラインから以下を入力してインストールします。

 

Avahi Daemonを起動します。

 

FirewallにmDNSを有効にする設定を入れます。

 

firewalldを再起動します

 

コマンドで動作確認

mDNSは、ホスト名に、.local を付けるのが決まりのようです。

 

コマンドコンソールで

として、

名前解決できればレスポンスが返ってきます。

だめな場合はエラーになります。

 

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