仮想化の種類については、ホスト型とハイパーバイザー型があります。
それぞれの違いについてまとめてみた。
ホスト型の仮想化
ホストとなるOS上で仮想化ソフトウェアを使い、別のゲストOSを運用する方法です。
ホスト型を実現する主な仮想化アプリケーションとして以下があります。
- VMwareのVMware Server、VMware Workstation、VMware Player、VMware Fusion
- マイクロソフトのVirtual PC(Windows 7専用のWindows Virtual PCを含む)とMicrosoft Virtual Server
- オラクルのVirtualBox
- パラレルスのParallels WorkstationとParallels Desktop
- オープンソースのQEMU
- オラクルのSolarisのKernel Zone
Parallelsについては以下にまとめました。
・https://urashita.com/archives/31902
ハイパーバイザー型の仮想化
ホスト型に比べて速いです。
ハードウェア上にハイパーバイザーと呼ばれる仮想化ソフトウェアを動作させ、ハイパーバイザーの上で複数のゲストOSを運用します。
ハイパーバイザー型に必要な仮想化アプリケーションとして以下があります。
- Xen
- VMwareの ESX、ESXi、vSphere
- L4マイクロカーネルファミリー
- TRANGO
- マイクロソフトのHyper-V
- LinuxのKernel-based Virtual Machine (KVM)
- SELTECHのFOXvisor
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