みなさん、オーディオブックって知っていますか?
オーディオブックとは、書籍のコンテンツを朗読したものをコンテンツとして保持したものです。
オーディオブックがあると、音楽を聴くような感覚で文字を追わずに本を読むことが出来ます。
目が疲れないし、電車の中で目を閉じてじっくり読書できるようになるので、通勤電車で疲弊している人にはおすすめです。
基本、MP3プレーヤーに対応しているので、iPhone、iPodなどiTunes対応のデバイスを持ち運ぶだけで、本が読めるわけです。
日本で最大手のオーディオブックはFeBeです。
FeBeの公式サイトはコチラです。
まず、Amazonや海外のオーディオブックの状況を見てみましょう。
目次
AmazonとAudible (オーディブル)
オーディオブックについては、アメリカでは2005年ごろから急速に普及してきており、ある調査によると、最近のオーディオブックのシェアは、全世界で書籍の10%程度あり、米国は1600億円規模と見られています。
インターネット書籍販売大手のAmazonは、2015年7月14日、Amazonが書籍の内容を音声で聴く”オーディオブック”の配信サービスを日本で始めることを発表しました。
実際のサービスを手がけるのは、2008年にアマゾン傘下となった米国のオーディオブック制作・配信最大手 Audible(オーディブル) です。
7月14日よりアンドロイドアプリが対応しました。初月は無料で、2ヵ月目以降は月額1500円での音声コンテンツ聴き放題の定額制サービスとなります。
アプリをインストールすれば利用可能で、小説やビジネス書、落語などまずは数千タイトルをそろえています。
朗読スピードは0.5倍から3倍まで6段階で調節可能です。
今年は日本でのオーディオブック元年と呼ばれる日が来るかもしれませんね。
ところで、私は、米国のAudibleを使っていたことがあるのですが、Audibleを利用するに当たって購入サイトにはよくAbridged版とUnabridged版の2種類あって困ったことがありました。
Abridged版とUnabridged版の違いは以下の通りです。
Abridged版 (アブリッジ) とUnabridged版 (アンアブリッジ) の違い
Abridged (アブリッジ) の意味、要約版 とは
Abridgedの意味は、要約版のことです。
どうして要約版が売れるかというと、要約版は短くて安いからです。
時間を節約したい人向きです。
Unabridged (アンアブリッジ) の意味、完全版 とは
Unabridgedの意味は、完全版ということで書籍とまったく同じです。
表記がない場合は、Unabridged版です。
混乱しやすいですが、迷ったら、Unabridged版を買えばよいと思います。
日本最大のオーディオブック配信サービス、FeBe(フィービー) とは
一方、日本では、オーディオブックが書籍全体に占める割合は定かでありませんが、数パーセント程度以下と思われます。
現状の市場規模は50億円に過ぎませんが、今後、世界的な動向を踏まえると、日本でもますますオーディオブックが普及してくると思われます。
そんな中で、日本最大のオーディオブック配信サービスは、
本は“耳で”聴く時代へ!オーディオブックのFeBe(フィービー)
です。
フィービーは、2004年創業の株式会社オトバンクのサービスです。
以下は、FeBeの公式サイトです。本格的なサイトになっています。
プロのナレーターが朗読しており、音声には問題ないと思われますが、サイトから視聴することも出来ます。
気になる本の値段ですが。。。。紙の書籍とあまり変わらないようです。
例えば、
は Amazonで1,728円、
FeBeでも1,728円です。
はAmazonで、1,728円、
FeBeで1,030円です。
紙媒体が欲しい場合は、別途購入する必要があります。
FeBeの利用環境
FeBeの利用環境は
・Firefox 最新版
・Google Chrome 最新版
です。
Safariにはどういう訳か対応していません。
また、スマホ向けのiOS・Android端末にて「FeBe」というアプリがあり、対応しているOS環境は次の通りです。
・Android: Android 4.1以降
iTunes アプリ「FeBe」は以下からダウンロード出来ます。
https://itunes.apple.com/us/app/febe-オーディオブックアプリ/id1050494783?mt=8
iTune等のMP3プレーヤーに転送して書籍を聞くことも可能ですので、iPod、iPhone、iPadでも問題なく聞けます。
Android アプリ「FeBe」は、以下からダウンロード出来ます。
FeBeの対応書籍数は?
本の値段と同じぐらい気になるのが対応書籍数ですね。
公式サイトには、「13,000作品のラインナップから、聞きたい本が見つかる」って書かれていました。
13,000タイトルは悪くはないタイトル数です。
例えば、
によると、
BookLive 約11万8000冊、
Reader Store約7万8000冊、
Kindleストア 約7万4000冊、
楽天Kobo 約11万冊
とあります。
大手の電子書籍10万冊と比べて、1/10程度音声化されているということになります。
まとめ
Amazon傘下のAudibleはアメリカでは、オーディオブック最大と思われますが、日本語でのきめ細かい対応、サポートとかになると少し不安を覚えます。
その点、FeBeは日本初のサービスで創業後、10年以上の実績があるので期待したいところです。
FeBeの公式サイトはコチラです。
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