Gradleを使っていると、テストフレームワークとしてJUnit、TestNG、Spock、JUnit Jupiterの選択があります。
これらの自動テストフレームワーク JUnit、TestNG、Spock、JUnit Jupiter はどう違うのでしょうか?
比較、違い、読み方をまとめてみた。
JUnit (JUnit 4)とは
1997年に、Smalltalk のためのユニットテストのフレームワークであるSUnitをもとにして、エーリヒ・ガンマと、SUnitの開発者のケント・ベックが中心となって開発された。
JUitの読み方は、ジェイユニットです。
JUnitの公式サイトはコチラです。
TestNG とは
TestNGは、JUnitとNUnitに触発されたJavaのためのテスティングフレームワークである。
TestNGはTesting, the Next Generationの略である。
TestNGの読み方は、テスティングです。
TestNGの公式サイトはコチラです。
Spock とは
Spockは、Peter NiederwieserとLuke Daleyによって開発されたJavaのテストフレームワーク。
Spockの読み方は、スポックです。
公式サイトはコチラです。
JUnit 5 (Platform, Jupiter, Vintage) とは
これまでのバージョンのJUnitとは異なり、JUnit 5は 3つのサブプロジェクトに含まれる複数のモジュールで構成されます。
- JUnit Platform
- JUnit Jupiter
- JUnit Vintage
です。
JUnit Platform は、JVM上で テストフレームワークを起動する ための基盤となり、このプラットフォーム上で動作するテストフレームワークを開発するための TestEngine APIを定義しています。
コマンドラインからプラットフォームを起動するための Console Launcher や、 Gradle と Maven 用のビルドプラグイン、 JUnit 4ベースのテストランナー などを提供し、あらゆる TestEngine を実行できるようになっています。
JUnit Jupiter は、JUnit 5でテストや拡張機能を書くための新しい プログラミングモデル と 拡張モデル の組み合わせです。
Jupiterサブプロジェクトは、プラットフォーム上でJupiterベースのテストを実行するための TestEngine を提供します。
JUnit Vintage は、プラットフォーム上でJUnit 3またはJUnit 4 ベースのテストを実行するための TestEngine を提供します。
JUnit 5の使い方はコチラをご覧ください。
・https://qiita.com/opengl-8080/items/efe54204e25f615e322f
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[…] ・https://urashita.com/archives/32125 […]