WYSIWYG は、ITで時々出てくる用語です。
目次
WYSIWYGとは? 読み方は、ウィジウィグ
WYSIWYGは、What You See Is What You Get の接頭語をとった言葉で、ウィジウィグと読みます。
文字通り、入力しようとする画面が、そのまま出力結果となりうる、ユーザーインターフェースとかDTPソフトで使われるIT用語です。
WYSIWYGでない
WYSIWYGでないソフトウェアは、数学の論文などで使われていたTeX (テフ、テック) あるいは、LaTeX (ラテフ) があります。
これらの文書作成ツールは、テキストエディターで文字を入力して、その上で、装飾するために独自のコードを埋め込まねばなりませんでした。
正しくコードを入力すると、テキストエディタでは入力が難しい記号に対して、綺麗な結果が得られるものの、これだとエディターで書いたものと、その出力結果が一致せず、どんなものが得られるかわかりませんね。
また、いわゆるテキストエディターもIT用語の上ではWYSIWYGではありません。
WYSIWYGを謳っている
一方、例えば、代表的なワープロソフトである MS Wordは、完全とは言えないまでも、WYSIWYGを実現しようとしたソフトウェアと呼んでよいでしょう。
次で述べるDTPソフトウェアは、WYSIWYGを謳っているソフトウェアです。
DTP (デスクトップパブリッシング)とWYSIWYG
DTP (Desktop Publishing, デスクトップバプリッシング) は、日本語で卓上出版と訳されることもありますが、パソコン、ワークステーション等で書籍や、新聞を編集し、プリンターで印刷することを言います。
DTPで活躍するソフトウェアに必要な機能が、WYSIWYGです。
MacのQuarkXPress (クォーク・エクスプレス)、Adobe InDesign (アドビ インデザイン) がWYSIWYG機能を持った代表的なDTPソフトウェアです。
おすすめのフリーなWYSIWYG HTML エディター
ところで、おすすめのフリーなWYSIWYG HTMLエディターは、次の通りです。
SeaMonkey (シーモンキー)
SeaMonkey (シーモンキー) は、Mozilla Foundationから独立したボランティアグループSeaMonkey Councilによって開発されたインターネット統合アプリケーションで、Mozilla Suiteの後継となるソフトウェアです。
Amaya (アマヤ)
Amaya (アマヤ) は、World Wide Web Consortium (W3C) とINRIAによって開発されたオープンソースのウェブブラウザであり、本家と言ってもいいぐらい権威があります。
Webオーサリングツールとしての機能もあります。
KompoZer (コンポーザー)
KompoZer(コンポーザー)は、Webオーサリングツールのひとつです。
フリーソフトウェアとして、Windows、Mac OS X、GNU/Linux 向けに開発されており、無償で使用可能です。
Nvuの後継です。
Nvu (エヌビュー)
Nvu (エヌビュー) は、Webオーサリングツールのひとつで、Linux、Mac OS X、Windows で利用可能です。
ただ、現在は開発中止となっており、後継がKompoZer です。
BlueGriffon (ブルーグリフォン)
BlueGriffon (ブルーグリフォン) は、Webオーサリングツールのひとつであり、WYSIWYG方式でのウェブページの編集が可能です。
フリーソフトウェアであり、無料で配布されています。
XStandard Lite
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