Amazon RDSについて調べてみた。
目次
Amazon RDSとは
Amazon RDSとは、AWSのリレーショナル型のデータベースサービスです。
Amazon RDSの意味は、Amazon Relational Database Serviceです。
Amazon RDSでは、データベースのインストールやバックアップなどのセットアップをしなくても、データベースが利用できる環境が提供されているため、すぐにAWS上でデータベースを使用することができます。
提供されるデータベースエンジンは以下の通りです。
- Aurora
- MySQL
- PostgreSQL
- MariaDB
- Oracle
- SQL Server
Amazon RDSの料金、無料枠
Amazon RDSの料金はデータベースによって異なります。
・https://aws.amazon.com/jp/rds/pricing/
それぞれ、計算は少し複雑です。
Amazon RDSには、以下の通り無料枠が用意されています。
- 12 か月間無料
- 750 時間/月の db.t2.micro データベース使用 (適用可能な DB エンジン)
- MySQL、PostgreSQL、MariaDB、Oracle BYOL または SQL Server のためのマネージド型リレーショナルデータベースサービス
- 20 GB の汎用 (SSD) データベースストレージ
- 20 GB のデータベースバックアップおよび DB スナップショット用ストレージ
Amazon RDS for MySQLでインスタンスを作成手順
Amazon RDS for MySQLの無料枠を使ってインスタンスを作ってみます。
Amazon RDSのダッシュボードを開きます。
「データベースの作成」を押します。
「データベースの作成」を押します。
データベースの作成方法を選択で「標準作成」を選択し
エンジンのオプションで「MySQL」を選択します。
テンプレートで「無料利用枠」を選択します。
DBインスタンス識別子、マスターユーザー名、マスターパスワードを入力します。
接続 ⇒ 追加の接続設定にて
セキュリティグループとしてEC2で使っているセキュリティグループを選択します。
「データベースの作成」を押します。
しばらく待つとデータベースが作成されます。
Amazon EC2からAmazon RDS for MySQLに接続する手順
Amazon EC2からAmazon RDS for MySQLに接続する手順は次の通りです。
Amazon RDSのデータベースから、作成したデータベースのエンドポイントとポートを確認します。
データベースのホスト名をエンドポイントと呼ぶようです。
MySQLの場合、デフォルトのポートは3306です。
次に、Amazon EC2のダッシュボードから、Amazon RDSと同じセキュリティグループでポート3306の解放を行います。
セキュリティグループを選び、インバウンドルールの編集を行います。
あらかじめ、EC2でMySQLのクライアントをインストールしておきます。
1 |
$ sudo yum install -y mysql |
ここまで出来たら、EC2からRDSに接続を試みます。
1 2 |
$ mysql -h dbinstance.cgrkmm4ebavp.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com -u mysqluser -p Enter password: |
Amazon RDSでMySQLのインスタンスを削除する方法
DB インスタンスを削除する方法は次の通りです。
Amazon RDSダッシュボードを開きます。
ナビゲーションペインで、[データベース] を選択し、削除する DB インスタンスを選択します。
[ Actions] では、[Delete] を選択します。
「xxx インスタンスを削除しますか?」
と表示されたら、
「インスタンスの削除後、システムスナップショットとポイントインタイムの復元を含む自動バックアップが利用不可となることを了承しました」
にチェックをして、
「delete me」というフレーズを入力して
「削除」を押します。
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