Amazon Linux 2の後継、RHEL8とAmazon Linux 2022の関係、アップストリームとダウンストリーム

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Amazon Linux 2の後継Amazon Linux 2022について調べてみました。

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Amazon Linux 2はサポート終了?期限延長

Amazn Linux 2のサポート期限は、2025年6月末です。

そして、Amazon Linux 2の正当な後継はAmazon Linux 3ではなくてAmazon Linux 2022です。

また、Amazon Linux 2022のリリースは2022年ではなくて2023年に延期されたようです。

 Amazon Linux 2とRHEL 8と Amazon Linux 2022の関係

Amazon Linux 2の後継、RHEL8とAmazon Linux 2022の関係をまとめてみました。

Fedora系 CentOS系 RHEL系 Amazon Linux系
Fedora 12,13 CentOS 6 RHEL 6 Amazon Linux
Fedora 19,20 CentOS 7 RHEL 7 Amazon Linux 2
Fedora 28 CentOS 8 RHEL 8 -
Fedora 34 CentOS Stream RHEL 9 -
Fedora 34,35,36 - - Amazon Linux 2022

 

Fedoraプロジェクトはドンドン開発してくプロジェクト

その成果を安定性のあるブランチでメンテナンスして有償にしたのがRHELでした。

Amazon LinuxはRHELのAmazon版の互換品です。

 

CentOSはRHELの成果を基にしたクローンであり、無償版でした。

CentOS StreamはCentOSとごっちゃになって分かりにくいですが、実はFedoraをベースにRHELよりも先に作られます。

 

 

よって、開発される順番としては

Fedora > CentOS Stream > RHEL > CentOS

左がアップストリーム、右がダウンストリームと呼ばれます。

アップストリーム(upstream)とダウンストリーム(downstream)とは

アップストリーム (upstream)とは、ソフトウェア開発において、ソースコードをソフトウェアの元の作成者またはソフトウェア保守者へ配布する方向のこと。

ダウンストリーム (downstream) とは、ソフトウェア開発においては、ソースコードとして配布されるソフトウェアが元の作成者またはソフトウェア保守者から離れる方向のこと。

 

以下の状態で左に行くほどダウンストリーム、右に行くほどアップストリーム。

Fedora Linux  >  CentOS Stream  >  RHEL  >  CentOS

 

例えば、CentOS Linux と CentOS Stream はそれぞれ、RHEL のダウンストリームとアップストリームとして位置付けられます。

 

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