GitLabにSSH Key (公開鍵) を設定・登録する手順、ssh-keygenの使い方

GitLabにGitのリポジトリを作ったとします。

TortoiseGitからGitリポジトリをpush、pullする際に毎回、パスワードを聞かれますが面倒ですね。

GitLabにはSSH Key (公開鍵) を追加する方法があり、これを登録しておくとパスワードの入力が不要になり便利です。

ここでは、GitLabにSSH Keyを登録する方法を説明します。

以下にWindowsでの作成方法を説明しますが、Macでもやり方は同じです。

SSH Key(公開鍵)の作成方法 (ssh-keygenコマンド)

まず、Git for WindowsのGit BashからSSH Keyを作成します。

スタートメニュー ⇒ git bashを検索し

「Git Bashを開く」で実行します。

黒いGit Bashの画面が表示されたら、

$ ssh-keygen -t -rsa -C "(メールアドレス)"

と入力します。

そのまま、エンタキーを複数回押します。

ssk-keygenコマンドで

/home/(ユーザー名)/.ssh

以下に

秘密鍵 /home/(ユーザー名)/.ssh/id_rsa

と

公開鍵 /home/(ユーザー名)/.ssh/id_rsa.pub

が生成されました。

公開鍵 /home/(ユーザー名)/.ssh/id_rsa.pub

を表示してクリップボードにコピーしておきます。

以下のコマンドにて公開鍵 (id_rsa.pub) が表示されます。

$ cat ./ssh/id_rsa.pub

次にGitLabにログインします。

Edit profile を開いてから

Use Settings の中から SSH Keys を開きます。

先ほど、クリップボードにコピーした中身をKeyにペーストして、コピーします。

Titleに適当な名前を入力します。

その後、「Add key」を押します。

これでSSH Key (公開鍵) が登録されました。

SSH Keyは複数の端末から登録可能です。

また、SSH Keyの確認もこの画面から行います。

SSH Keyの登録が正常に完了すると、

TortoiseGitからGitリポジトリをpush、pullする際にパスワードの入力が不要になります。

もし、この設定が完了してもTortoiseGitでパスワードの入力画面が表示される場合は、TortoiseGitの設定からSSHのクライアント設定を確認してください。

TortoiseGit のデフォルトのSSHクライアントである「TortoiseGitPink.exe」でなくて

Git for Windows のデフォルトのSSHクライアントである「 ssh.exe 」を使う必要があります。