ノートパソコンでゴム製の淵がベタベタ劣化したので対処しました。
ゴムがベタベタ劣化するのは加水分解
ゴム製品が経年劣化でベタつくのは、加水分解とかブリード現象と言うそうです。
加水分解とは水とある物体が合わさった結果、化学分解が起きて別の化合物が発生するという現象です。
湿気の多い場所にゴム製品を置くと特に簡単に劣化するようです。
ゴムのベタつきの除去方法
ゴムのベタつきは酸性らしいので、アルカリ性の溶液で中和して拭き取ります。
キッチンハイターを使う
台所用漂白剤のキッチンハイターはアルカリ性です。
ティッシュペーパーに染み込ませて、ベタついたゴムをゆっくり拭き取るとよいでしょう。
重曹を使う
重曹を水に溶かすとアルカリ性の溶液ができるので、キッチンハイター同様にゴムのベタベタに効果があります。
水100mlに対して重曹小さじ1の割合の重曹水を作ります。
あとはキッチンハイターのときと同様に、ティッシュペーパーに染み込ませて、ベタついたゴムをゆっくり拭き取るとよいでしょう。
キッチンハイター、重曹、いずれの場合も表面のベタベタを取ることは、ゴムそのものを取ることになるので完全に元の状態に戻るわけではありません。
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