Meta Quest 2の直射日光によるディスプレイの損傷 (Sun Damage)、補償対象か？修理可能か？

太陽による直射日光がMeta Quest 2のレンズに当たると1分足らずで回復不能な損傷を受けるそうです。

気を付けましょう。

Meta Quest 2に表示される黄色い (緑色) のドット
Meta Quest 2の太陽からの直射日光による損傷 (Sun Damage)
補償対象か？修理可能か？費用は？
自分で修理可能か？

Meta Quest 2に表示される黄色い (緑色) のドット

この度、Meta Quest 2の画面から見える映像がおかしいと言われたので調べてみました。

Meta Quest 2のヘッドセットをかぶって見てみると、右側のディスプレイに黄色っぽい？緑色のスポットというかドットが4見えます。

VRヘッドセットをかぶった状態で右を見ても左を見ても緑色のドットは同じ位置に見えます。

拡大してみるとこんな感じです。

レンズに傷が入っているんだろうか？と思ってレンズをよく見てみましたが、レンズに傷はないようです。

これなんでしょうか？

Meta Quest 2の太陽からの直射日光による損傷 (Sun Damage)

調べてみると、これは太陽からの直射日光がレンズに当たったことによる損傷 (Sun Damage) のようです。

公式サイトには以下の通り書かれています。

・https://www.meta.com/ja-jp/help/quest/articles/headsets-and-accessories/product-care-and-best-practices/avoiding-sunlight-damage/

日光が当たる場所にヘッドセットを置かないでください。レンズやディスプレイが劣化する可能性があります。

日光に当たらないようにMeta Questヘッドセットを安全に保管するためのポイント:

日光に当たる可能性がある場所にヘッドセットを保管または放置しないでください。屋内であっても、直射日光が当たると、ヘッドセット内部のレンズは1分足らずで回復不能な損傷を受ける可能性があります。
屋外ではヘッドセットを使用しないでください。
ヘッドセットを持ち運ぶときは、直射日光から保護するバッグやケースに入れて持ち運ぶようにしてください。
Meta Quest Proの場合、使用していないときや、充電ドックで充電中でないときには、ヘッドセット前面のカバーを使用してください。

なんと、直射日光がレンズに当たると1分足らずで回復不能な損傷を受けるそうです。

また、直射日光でなくても間接的な太陽光ももちろん損傷の原因になります。

損傷するのはVRヘッドセットのレンズではなくて、ディスプレイ (スクリーン) です。

VRではレンズを通して向こう側に見えるヘッドセット内のスクリーンを見ているので、日光がレンズに当たるとスクリーンが焼けて損傷するのです。

補償対象か？修理可能か？費用は？

では、この直射日光が当たったことによる損傷はMeta Quest 2の補償対象なんでしょうか？

結論として、Meta Quest 2の補償対象外であり、パーツも売っていないことから修理はほぼ不可能といってよいでしょう。

This appears to be what is commonly referred to as Sun damage. Now while we refer to it as sun damage for simplicity, it’s possible that any light source (such as the sun) could damage the screen. It’s never recommended to leave the product sitting in a position where the lenses are facing any sort of light source, for any period of time, if possible.

This type of accidental damage is generally not covered under warranty.

一般に太陽光による損傷と呼ばれるもののようです。簡単にするために太陽の損傷と呼んでいますが、どんな光源（太陽など）でも画面に損傷を与える可能性があります. 可能であれば、レンズがあらゆる種類の光源に面している位置に製品を置いたままにすることは、いかなる時間でもお勧めしません。
このタイプの偶発的な損傷は通常、保証の対象外です。

補償対象外。。