(画像:https://twitter.com/pokemon_cojp (C)Pokemon/Nintendo)
世界中で流行しているPokémon GOですが、本日、日本でもリリースされました。
早速ダウンロードして使おうとしました。
目次
Pokémon GOのダウンロードサイト
最初に悩んだのがダウンロードサイトです。
どこからダウンロードするんだろ?
Google Playで「ポケモンgo」で検索してみます。
おお、あるわ、あるわ、まがい物サイト。。。。
ほとんどが解説系のアプリか、あるいは便乗系のアプリケーション。
どれが本物やらさっぱりわかりません。
そこで公式サイトをブラウザで開いてみます。
あった、あった本物。
早速ダウンロードしてみます。
お使いの端末はこのバージョンに対応していません。
うう。。。
■Pokémon GO対応環境:
対応OSバージョン:Android 4.4 - 6.0
対応端末:Android 4.4以上 RAM2GB以上搭載の端末
※Intel製 Atomプロセッサ搭載端末は非対応です。
※Pokémon GO公式サイト記載の動作環境をご確認ください。
※タブレット端末での動作は保証しておりません。
※一部端末に関しては対応OSバージョン以上でも動作しない場合があります。
ちなみに、海外版では次のように表示されます。
Android 4.4 to Android 6.0.1
(Android N will not supported until the official Android release)
Preferred resolution of 720x1280 pixels (Not optimized for tablet)
Strong internet connection (Wi-Fi, 3G, or 4G)
GPS and Location Services
Intel CPUs are not supported
残念。。。私の古い以下のAndroidスマホはPokémon GOに対応していませんでした。
Android OSのバージョンを確認するには、本体の「設定」アプリから「端末情報」を見てみます。
私の場合、「Android 4.0.4」と表示されていました。
また、Android OSがアップデートするには、本体の「設定」アプリから「端末情報」を開いて、そこにある「ソフトウェアアップデート」を押して、更に「メジャーアップデート開始」を押すことでアップデート出来ます。
私の場合、「お使いのソフトウェアは最新のものです」と表示されます。
これは、この端末が新しいAndroid OSに対応していない事を意味しており、端末を新しいAndroid対応のものに買い替えるしか方法はありません。
Pokémon GOをAndroid 4.0.4で動かす方法とか探してみると、まがい物っぽいサイトが多いし、残念ですが、諦めることにしました。
ちなみに、以下のNexus 7(2013)にPokémon GOをインストールすることが出来るかどうか試してみました。
Android 5.1.1を使っていたので、さすがにインストールできるでしょって思っていたのですが、結果は。。。。残念、「お使いの端末はこのバージョンに対応していません。」と表示されてしまいました。
私のNexus 7(2013)でもPokémon GOは動きませんでした。
なんでだろう?
調べてみる限り、Android 4.4、メモリ2GB、ARのためにジャイロセンサーが必要なようです。
ポケモンGOの動作状況
以下はネットで拾ったポケモンGOの動作状況です(注:私は確認できていません。)
動作するし、ARも利用できる
富士通・・・arrows M02、arrows M03
シャープ・・・AQUOS SH-M01、AQUOS SH-02、AQUOS mini SH-M03
ソニーモバイル・・・Xperia J1 Compact
FREETEL・・・KIWAMI(極)、REI(麗)
Huawei・・・Ascend Mate7、HUAWEI P9、honor6 Plus、Mate S、P8max
Motorola・・・Moto G4 Plus
TCL・・・ALCATEL ONETOUCH IDOL 3
ZTE・・・AXON mini、Blade S(g03)、Blade S6、Blade S7(g05)、Blade V580
動作するがARは利用できない(ARにはジャイロセンサーが必要)
Acer・・・Liquid Z530
HTC・・・HTC Desire 626
Huawei・・・HUAWEI P8 lite、HUAWEI GR5、HUAWEI P9 lite
動作しない
富士通・・・ARROWS M01
Acer・・・Liquid Z330
ASUS・・・ZenFone 5、ZenFone 2、ZenFone 2 Laser、ZenFone Selfie、ZenFone Go、ZenFone Max、ZenFone Zoom
Huawei・・・HUAWEI Y6
ZTE・・・ZTE Blade E01、ZTE Blade L3(g01)
ポケモン GO動作状況一覧 (2016/8/15時点)
表にまとめてみました。
メーカー名 | 端末名 | アプリ 対応状況 |
ジャイロ スコープ 搭載有無 |
---|---|---|---|
富士通 | arrows M01 | × | |
富士通 | arrows M02 | ○ | ○ |
富士通 | arrows M03 | ○ | ○ |
シャープ | AQUOS mini SH-M03 | ○ | ○ |
シャープ | AQUOS SH-M01 | ○ | ○ |
シャープ | AQUOS SH-M02 (goo g04) | ○ | ○ |
シャープ | AQUOS PHONE SH90B | × | ○ |
ソニーモバイル | Xperia J1 Compact | ○ | ○ |
FREETEL | KATANA01 | × | |
FREETEL | MUSASHI | × | |
FREETEL | Priori 3s LTE | × | |
FREETEL | Priori 3 | × | |
FREETEL | REI | ○ | ○ |
FREETEL | KIWAMI | ○ | ○ |
HUAWEI | Ascend G620S | ○ | × |
HUAWEI | Ascend Mate 7 | ○ | ○ |
HUAWEI | HUAWEI P9 | ○ | ○ |
HUAWEI | honor6 Plus | ○ | ○ |
HUAWEI | Mate S | ○ | ○ |
HUAWEI | P8max | ○ | ○ |
HUAWEI | HUAWEI P9 lite | ○ | × |
HUAWEI | HUAWEI P8 lite | ○ | × |
HUAWEI | HUAWEI GR5 | ○ | × |
HUAWEI | HUAWEI Y6 | × | × |
HUAWEI | HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro PLE-701L | ○ | × |
Motorola | Moto G4 Plus | ○ | ○ |
TCL | ALCATEL ONETOUCH IDOL 3 | ○ | ○ |
ZTE | Blade Vec 4G | × | × |
ZTE | Blade S6 Lite (goo g02) | × | × |
ZTE | Blade V7 Lite | ○ | × |
ZTE | AXON mini | ○ | ○ |
ZTE | Blade S6 (goo g03) | ○ | ○ |
ZTE | Blade S7 (goo g05) | ○ | ○ |
ZTE | Blade V580 | ○ | ○ |
ZTE | Blade V6 | ○ | × |
ZTE | Blade E01 | ○ | × |
ZTE | Blade L3 (goo g01) | × | × |
ASUS | ZenFone 2 ZE551ML | ○ | ○ |
ASUS | ZenFone Max ZC550KL | × | × |
ASUS | ZenFone Selfie ZD551KL | × | ○ |
ASUS | ZenFone 2 Laser ZE500KL | × | × |
ASUS | ZenPad 8.0 Z380KL | ○ | × |
ASUS | ZenFone 5 | × | |
ASUS | ZenFone GO | × | |
ASUS | ZenFone Zoom | × | |
Acer | Liquid Z330 | × | × |
Acer | Liquid Z530 | ○ | × |
キャセイトライテック | arp AS01M | ○ | ○ |
HTC | HTC Desire 626 | ○ | × |
LG Electronics | LG G2 mini for BIGLOBE | × | × |
Motorola | Moto X Play | ○ | × |
Google(ASUSTek Computer Inc.) | Nexus 7(2013) | × | ○ |
Nexus 6P | ○ | ○ | |
Nexus 6 XT1100 | ○ | ○ | |
Nexus 5X LG-H791 | ○ | ○ | |
Nexus 5 | ○ | × | |
Nexus 4 | ○ | × | |
Apple | iPhone SE | ○ | ○ |
Apple | iPhone 6s | ○ | ○ |
Apple | iPhone 6 | ○ | ○ |
Apple | iPhone 5s | ○ | ○ |
Apple | iPhone 5 | ○ | ○ |
NECモバイルコミュニケーションズ | MEDIAS NEC-102 | × | × |
NECモバイルコミュニケーションズ | MEDIAS NE-202 | × | × |
格安スマホって、HUAWEI(ファーウェイ、華為技術)とかZTE(ゼットティーイー、中興通訊)、ASUS(エイスース)とかあまり聞いたことがない会社が多いですが、これらは、中国や台湾では巨大企業として名前が通っています。
ポケモンGOのARが使える最安スマホ
なお、調べる限り、ポケモンGOをジャイロセンサー付きAR機能ありで動作する最安のスマホは、arp AS01Mだと思います。
価格は税込で12,744円です。
↓から購入可能です。
AS01M(ホワイト)+選べるOCNモバイルONEセット 【送料無料】
「OCNモバイルONE音声通話対応SIM」とありますが、OCNモバイルONEと契約する必要はありません。
端末だけ買って、好みのMVNOと契約して使えばそれでよいです。
SIM形状は、デュアル(2枚)搭載可能なマイクロSIM(Micro SIM)です。
標準SIMでもナノSIM(nano SIM)でもありません。
以下の通り、実際に買ってみてレビューしました。
ナイアンティックラボとは?
ところで、Pokémon GOの開発元は、ナイアンティックラボという米国の会社です。
任天堂でもなければ、株式会社ポケモンでもありません。
そもそも任天堂は、AndroidやiOSなどのいわゆるスマホ向けのアプリケーションは積極的ではなかったですからね。
任天堂のスマホアプリって、Miitomo、どうぶつの森、ファイアーエムブレムぐらいでしょうか。
ナイアンティックラボについて、おそらくほとんどの日本人は知らない会社だと思いますが、さて、どんな会社なんでしょうか?
調べてみました。
公式サイトは以下です。
Niantic, Inc.は、アメリカ合衆国の企業である。設立当初はGoogleの社内スタートアップであったが、Googleから独立し、 2015年8月、Niantic Labsから現在の社名となり、独立した企業となった。
創立者: ジョン・ハンケ
設立: 2010年
本社所在地: アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンフランシスコ(Wikipediaより)
更に調べてみました。
ナイアンティックラボのジョン・ハンケ(John Hanke)は、もともと2001年にキーホール(Keyhole)という会社を創業しました。
その後、キーホールが2004年にGoogleに買収されました。
そこで、キーホールのフラッグシップ製品 Earth Vieweが、Googleアースとして生まれ変わりました。
GoogleアースってGoogleで開発されたものではなかったのですね。
ジョン・ハンケはしばらくGoogleの中で、プロダクトマネジメントとしてGoogleアースやGoogleマップ、ストリートビュー、スケッチアップなどの製品に関わりました。
これらのGoogle製品は日本でも馴染みがありますね。
で、その後、ジョン・ハンケは2010年にナイアンティックラボを創業したようです。
ナイアンティックラボが、2012年にリリースしたIngress(イングレス)という拡張現実(Augmented Reality、AR)系のゲームは1,400万ダウンロードされました。
2015年には日本語にも対応し、一定の評価を受けています。
とはいえ、イングレスについては、まだまだアーリーアダプターしか知らないゲームですけどね。
ちなみにナイアンティックラボは、CrunchBaseによると2,500万ドルの出資を受けているようです。
将来的には上場を目指しているのでしょうか。
今回、Pokémon GOのヒットで一気に日本でも知名度を上げたと言えるでしょう。
Pokémon GOをめぐる、ナイアンティックラボ、株式会社ポケモン、任天堂の関係は次の通りと推測されます。
ナイアンティックラボ(非上場会社) = Pokémon GOの開発製造
株式会社ポケモン(非上場会社) = ポケモンのキャラクター、ブランドの提供?
任天堂(上場会社) = 株式会社ポケモンに32%出資
最近、Pokémon GO関連株として任天堂株が上昇しているようですが、任天堂が直接的に利益を得ることはなさそうです。
任天堂は以下の発表を行っています。
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2016/160722.pdf
『Pokémon GO』の配信による当社の連結業績予想への影響について
本日、米国法人Niantic, Inc.は、日本でもスマートデバイス向けアプリ『Pokémon GO』を配信開始しました。
当アプリは、米国法人Niantic, Inc.が開発を行い配信しており、当社の関連会社である株式会社ポケモンは、ポケットモンスターの権利保有者としてライセンス料及び開発運営協力に伴う対価を受け取ります。
なお、株式会社ポケモンは、当社が議決権の32%を保有する持分法適用関連会社であるため、当社の連結業績に与える影響は限定的です。
また、当社は、今後、当アプリと連動する周辺機器『Pokémon GO Plus』の製造及び販売を予定しております。
これらは、既に平成28年4月27日に公表しました当社連結業績予想に織り込み済みです。直近の状況を鑑みても、現時点では、当業績予想の修正は行いません。今後、業績予想の修正が必要になった場合には、適時開示を行います。
Pokémon GOって任天堂が作ったものと勘違いしている人多いんじゃないかな。
まぁ遊ぶ人から見たらどうでもいいんですけね。
AR(Augmented Reality)とは?
Pokémon GOで一躍、脚光をあびたのがARという技術です。
拡張現実(かくちょうげんじつ、英: Augmented Reality、AR)とは、人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術、およびコンピュータにより拡張された現実環境そのものを指す言葉。
(Wikipediaより)
まぁ広く言うと仮想的な現実世界と言えるのでしょうか。
AR自身は、ナイアンティックラボが開発したものでないし、必ずしも目新しい技術ではありません。
数年前から実用化されています。
そういえば、一昔前には、セカンドライフっていうのも流行りましたね。
あと最近、流行りそうなのがVR、ヴァーチャルリアリティですね。
プレイステーションVRは2016年10月に発売予定です。
ARとかVRとかは、今後の社会インフラのテーマになっていくんでしょう。
ポケモンの英語表記Pokémonのeがéになっている理由
ところで、今まであまり気付かなかったのですが、Pokémonの英語表記の e は é となっています。
これは、ポケモンが流行しているフランス語の表記のようです。
é はアクセント記号で、「e」を「エ」と読ませるもので、アクサンテギュ(鋭い e )という記号をつけたものです。
Pokemonのままだと、国によっては「ポウクモン」とか「ポキモン」などのように発音してしまう可能性があったために、é(エ)と発音される文字を使ったようです。
まとめ
Pokémon GOって人気がしばらく続くのでしょうか?
便乗商法と競合商品、セミナーとか山のように出てきそうですが。。。
私自身はセカンドライフみたいに一過性のバブル的な人気で終わるような気もしています。
ただ、ARやVRといった技術が注目されて活況になるのIT業界にはよいことですね。
最後まで読んでいただきありがとうござました。
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