私は、昔から、スタートレック 宇宙大作戦 というアメリカのSFテレビドラマ、SF映画が好きです。
で、何やら、初代スタートレック (アメリカでは1966年から1969年まで放送) の「怪獣ゴーンとの対決」が、「史上最低の戦闘シーン」と言われているらしいですね。
そういえば、この話自体は、かなり昔見たことがあるのですが、本当に史上最低の戦闘シーンかどうか確かめるべく改めて見てみました。
スタートレック (Star Trek) とは
スタートレック、Star Trek はアメリカのSFテレビドラマ、SFテレビ映画です。
1966年~1969年が初代作品ですが、後続には、2017年にいたるまで、様々な続編が作成されています。
初代のスタートレックの舞台は、2264年から2269年まで。
USSエンタープライズ号に乗る船長 ジェームス・カーク (ウィリアム・シャトナー) 、ヴァルカン人で論理的な思考をするミスター・スポック (レナード・ニモイ) 、船医であるドクター・マッコイ(デフォレスト・ケリー) が、宇宙船でさまざまな星を探検するストーリーです。
怪獣ゴーンとの対決 (ARENA) とは
「怪獣ゴーンとの対決」(ARENA) は、初代スタートレックのシーン1、第19話です。
(Episode #18, Production #19の違いは。。。。?)
あらすじは次の通りです。
惑星連邦の前哨基地を破壊して、そこにいた人々を虐殺した異星人”ゴーン人”の宇宙船を追跡していたエンタープライズ号。
エンタープライズ号の船長カークは、人類の警察として報復のためにゴーン人とその宇宙船を破壊するつもりです。
しかし、ある星系に侵入した途端、両宇宙船は”メトロン人”を名乗る未知の異星人に拘束されます。
メトロン人は、両宇宙船を勝手に遠隔で調査します。
その結果、地球人とゴーン人を共に「遺伝的に暴力行為を好む」と断じたメトロン人は、両者の紛争を解決する手段として、「両宇宙船の船長を決闘させ、負けた側の宇宙船を乗員ごと破壊する」という方策を提案、一方的に実行させます。
かくして未知の惑星上に転送されたカーク船長は、爬虫類のようなゴーン人船長との決闘を強いられます。
ゴーン人は動きが鈍く知能も低いが、地球人よりも頑強な肉体を有しており、肉弾戦では勝ち目がありません。
カーク船長が勝つ為には、メトロン人が惑星上に配置したという”武器”を探し出さねばならない。。。
さて、カーク船長の運命は。。。
こちらは、ニコニコ動画。もう見れない。。
著作権に引っかかったか。
こちらは、YouTubeです。
怪獣ゴーンとの対決 (史上最低の戦闘シーン) の感想、ネタバレ
突っ込みどころは山ほどあるけれど。。。
例えば、
・ゴーン人ってなんで人類と同じ空気を吸って生きているの?大丈夫なの?
・ゴーン人ってそんなに馬鹿なの?立派にワープ8で航行する宇宙船作ってるじゃん?
・硝酸カリウムとかダイヤモンドと竹筒で簡単に大砲が作れるの?
・メトロン人もゴーン人と人類のどちらか負けた方を宇宙船ごと破壊するって結構、残虐じゃん?人のこと言えるの?
・何もメトロン人に言われた通り、カーク船長とゴーン人は殺し合わなくてもいいんじゃねぇ?
とは言え、メトロン人が、人類が遺伝的に暴力行為を好むと断じたのは、言い得て妙。
また、人類が勝手にゴーン人の星を荒らしたのかもしれないっていう点も、まるでアメリカの原住民と白人の関係を示唆しているようですね。
最期に、カーク船長がゴーン人にお情けをかけるところを見て、メトロン人も両者にお情けをかけることに。
さて、史上最低の戦闘シーンと呼ばれているカーク船長とゴーン人との戦いですが。。。
・全体的に確かにスローでのろい
・動きがぎこちない
・カーク船長は、素手で勝てないとわかるや否や逃げ回って、武器を探すのみ
・戦闘シーンはほとんどない。逃げるカーク船長、追うゴーン人。
そんな訳で、1966年の作品だし、そんなにひどくない。
普通じゃねぇ?って思ったのですが。。。
怪獣ゴーンとカーク船長がテレビゲームのCMに
怪獣ゴーンとカーク船長がその後、テレビゲームのコマーシャルに。
カーク船長を演じるウィリアムシャトナーはすでに80代。
衰えを感じませんね。
それにしてもネタがすごい。。。
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