さくらインターネットのVPS (CentOS)でお試し期間は無料だけど転送量制限あり、プラン変更できない

さくらのVPS

さくらのVPSを使っていたのですが、訳があって別プランに移行すべく2週間お試し無料を申し込みました。

さくらのVPSでお試し無料を申し込んで、OSをインストールするまでのやり方について説明します。

 

 

さくらのVPSとは何か?については以下に記載しています。

https://urashita.com/archives/24937

 

↓さくらのVPSの公式サイトはコチラ

さくらのVPS

さくらのVPSで原因不明のディスクI/O高負荷

現在運用している、さくらのVPSを契約して約4年経ちます。

当サイトも、WEBサーバーもApacheからnginxに変更して運用するようになってから、おおむね問題なく運用出来ております。

 

以下の記事にApacheからnginxに移行した経緯を記載しています。

http://urashita.com/archives/1592

 

その後、ほぼ安定して運用出来ているのですが、1ヶ月に1回程度原因不明のディスクI/O高負荷に見舞われます。

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当サイトは、Uptime Robotにて監視していますが、このときばかりはアクセスがタイムアウトしています。

 

その時の涙の出るスクリーンショットは以下の通りです。

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サーバーを運用しているITエンジニアの立場的に運用中に2時間もサーバーがダウンするのはあり得ないです。

 

さくらのサポートに問い合わせたところ以下のご回答がありました。

お客様の仮想サーバが収容されているホストサーバについて確認いたしましたが、特に異常は見受けられませんでした。
※本日のホストサーバの負荷状況を確認いたしましたが、仮想サーバの運用に影響を及ぼすような高負荷などの発生もございません。
また、同居する他の仮想サーバにおきましても、ディスクI/Oの急増などの事象は発生しておりません。
お手数ではございますが、今一度仮想サーバ内のログやリソースの使用状況、設置コンテンツの動作などについて、ご確認いただけますでしょうか。

やはりそうですよね。。自分のサーバーの問題なんでしょうね。

 

 

何らかのプロセスがあるきっかけで暴走しているのかもしれません。

この種のトラブル解決の難点は以下の通りでしょう。

  • サーバーがダウンすることは、いつ起こるかわからないために、監視サーバーUptime Robotからの通知があって初めて調査を行うことができる
  • サーバーダウン時にはディスクI/Oが高いためになかなかログイン出来ず、ディスク負荷が急増させているプロセスを突き止めることが難しい
  • サーバーダウン時には早急な復旧が求められるので安易に再起動してしまっている

 

困ってしまったのですが、対策をいろいろと検討した結果、4年前に契約した現状のCentOS 5.1をアップグレードするために、VPSのプラン変更が出来るかどうか調べてみました。

さくらのVPSでプラン変更はできない

さくらのVPS のFAQを調べてみたところ、「さくらのVPS」でプランの変更はできますか」との問い合わせに以下の通り回答されていました。

いいえ、「さくらのVPS」はプランごとに収容サーバが異なるため、プラン変更には現在対応できておりません。

ご利用中のプランを別プランへ変更するには、別のプランを新規にお申込みいただき、データの移行後、
必要に応じて解約をご検討ください。

 

まぁ、KVMで仮想化を行っているのでそんなに簡単に拡張とかできないんでしょうね。

という訳で、やむを得ず、新しいプランを2週間、無料で試用してみることにしました。

さくらのVPSを2週間無料で試用する

そこで、新たにさくらのVPSを別途無料で試用してみます。

 

さくらのVPS を開きます。

 

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「お申し込みのながれ」を開きます。

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「2週間お試し無料!お申し込みはこちら」を開きます。

 

この後は、「はじめて利用する」人と「会員IDがある、現在さくらを利用中」の人では手続きが異なります。

 

お支払方法は、クレジットカード、銀行振込、請求書払い、自動口座振替とありますが、クレジットカードが簡単で断然お勧めです。

 

私の場合、今までは1G100GB(HDD)プランだったのですが、今回は4G400GB(HDD)プランを申し込んでみました。

会員IDがあるので、試用申し込みはあっという間に完了して、すぐに4G400GB(HDD)のインスタンスが用意されました。

 

改めて考えてみると、ディスクI/Oが速いSSDプランでもよかったかもしれません。

さくらのVPS試用版の制限事項 転送量制限は要注意

見落としがちですが、さくらのVPS試用版には制限事項があります。

 

特に注意が必要なのは転送量制限です。

OP25B設定 メール送信用のポート番号となる外向きの25番ポートを閉じた設定でのご提供です。
転送量制限 サーバからの発信(Outgoing/Incoming)についてデータ転送帯域を「2Mbps」に制限します。
ネームサーバ 無償提供のネームサーバはご利用いただくことはできません。
ローカルネットワーク ご利用いただくことはできません。

 

※正式に契約しているさくらVPSでは転送量制限はありません。

 

さくらのVPSにCentOS 7をインストールする

さくらのVPSでは、標準OSというのがあり、デフォルトではCentOS 6 x86_64(64bit)がインストールされて提供されます。

 

今回、最新のCentOS 7をインストールしてみることにしました。

 

さくらのVPSのコントロールパネルを開きます。

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契約状態は「お試し期間中」になっています。

 

ここで、「OSインストール」を押します。

 

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インストールOSとして「CentOS 7 x86_64」を押してインストールします。

インストールそのものは極めて簡単ですが、迷う点もあります。

ディスクが400GBあるのですが、自動インストールでは/homeに350GB割り当てられていました。

 

あとでパーティションを変更するのが面倒なので、/の下に350GBを割り当てることにしました。

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あと「SOFTWARE SELECTION」ですが、私の場合、Server with GUIを選択しました。

 

これでGUI付きのサーバーを構築出来ます。

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これでインストールを進めます。

 

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インストール自体は、待つだけなのですが、ディスクサイズが400GBあったためか、3時間ぐらいはかかりました。

 

まとめ

本来の問題である原因不明のディスクI/O高負荷を解決したいのですが、サーバーを変えて、CentOS 5.1からCentOS 7へのアップグレードしてみることにしました。

 

安易な対応ですが、真面目に原因追及すると相当時間がかかりそうなので、これで様子を見ることとします。

まぁ、さくらインターネットのVPS サーバー自身にはディスクI/O高負荷の原因はなさそうです。

 

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コメント

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