肌は元々、弱くない私ですが、目の周りに湿疹が出来たので治療してきました。
キンダベート軟膏がとてもよく効きました。
目次
目の周りの湿疹の経緯
6月ごろから左目の外側に湿疹のようなものが出来たので、アロエ軟膏を塗る程度の対応をしていました。
特段かゆくはありませんが、触れるとカサカサしています。
こんな感じです。
私は特別アレルギーなどはなく、いたって健康体だったので、この程度の湿疹はすぐに治るだろうと別段気にしていませんでした。
ところが、一ヶ月ぐらいしても症状が改善せず、今度は、左目の左側以外に右側の目の下側にも湿疹のようなものが出てきました。
そのまま、毎日、朝晩、アロエ軟膏を塗っていたのですが、症状は一進一退でなかなか治りません。
4ヶ月経って意を決して皮膚科に行ってみました。
皮膚科で先生に診てもらう
皮膚科では先生の視診だけですが、「湿疹ですね」ということで治療薬をもらいました。
処方してもらったのは次の2種類の薬です。
キンダベート軟膏0.05%と
フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「トーワ」です。
この2種類の薬について調べてみました。
キンダベート軟膏0.05%
製薬会社
グラクソ・スミスクライン株式会社
主成分(一般名)
クロベタゾン酪酸エステル(Clobetasone butyrate)
キンダベート軟膏0.05%の作用と効果について
ステロイド外用剤で、抗炎症作用や抗アレルギー作用により、発赤、はれ、かゆみなどの症状を改善します。
通常、アトピー性皮膚炎や顔面、頸部、わきの下、陰部の湿疹・皮膚炎の治療に用いられます。
用法・用量(キンダベート軟膏0.05%の使い方)
通常、1日1~数回適量を患部に塗布しますが、症状により適宜増減されます。
必ず指示された使用方法に従ってください。
眼の中に入らないように注意してください。
おむつのあたる部分に使うときは、ぴったりしたおむつやビニール製のパンツの使用は避けてください。
使い忘れた場合は、気がついたときにすぐに使用してください。
ただし、次に使用する時間が近いときは、忘れた分を抜き、次回より指示どおり使用してください。
誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。
医師の指示なしに、自分の判断で使用を止めないでください。
副作用
主な副作用として、かゆみ、毛のう炎・せつ、刺激感、ステロイドざ瘡、皮疹の悪化、紅斑、発疹、蕁麻疹、皮膚灼熱感、接触性皮膚炎などが報告されています。
このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
・頭痛、目のかすみ、目の痛み [眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。
上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「トーワ」
製薬会社
東和薬品株式会社
主成分(一般名)
フェキソフェナジン塩酸塩(Fexofenadine hydrochloride)
フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「トーワ」の作用と効果について
ヒスタミンH1受容体拮抗作用や各種ケミカルメディエーター遊離抑制作用などを有します。
通常、アレルギー性鼻炎・蕁麻疹の症状、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎・皮膚そう痒症・アトピー性皮膚炎)に伴う皮膚の痒みの治療に用いられます。
用法・用量(フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「トーワ」の使い方)
通常、成人および12歳以上の小児は1回主成分として60mgを1日2回服用します。
また7歳以上11歳の小児は1回主成分として30mgを1日2回服用します。
なお、治療を受ける疾患や症状により適宜増減されます。
本剤は1錠中に主成分60mgを含有します。
必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついた時、出来るだけ早く1回分を飲んでください。
ただし、次の通常飲む時間が近い場合は1回とばして、次の通常の服用時間に1回分飲んでください。
絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
副作用
主な副作用として、頭痛、眠気、吐き気、発疹、血管浮腫、かゆみ、蕁麻疹、潮紅などが報告されています。
このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
・呼吸困難、血圧低下、意識消失、血管浮腫、胸痛、潮紅 [ショック、アナフィラキシー]
・全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]
・発熱、咽頭痛 [無顆粒球症、白血球減少、好中球減少]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。
上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
お薬を服用してからの経緯
キンダベート軟膏の効果は恐るべき。
みるみる赤い腫れが引いていきました。
ステロイドの効果はやっぱりあります。
ステロイド外用薬については、副作用を心配している人もいますが、以下のサイトにわかりやすく書いていました。
局所的副作用のまとめ
以上述べたことをまとめて、以下が結論されます。
1)多くは可逆性のものなので、休薬により回復する。
2)しゅさ様皮膚炎以外はさほど患者に苦痛を与えるものではない。
3)副作用の有無は視診により判断できる。
4)したがって、専門医による定期的な診察を受けていれば、ほぼ安全に使用できる。
(http://kanahifu.umin.jp/story/story-03.html)
ステロイドを怖い薬と思っている人も多いかと思いますが、使い方さえ正しければとてもよい薬と言えると思います。
まとめ
三日目にして見た目はほぼ完治しています。
あと数日服用して終わりにしようと思っています。
番外編 フルコート f (FLUCORT f)
キンダベートは処方箋が必要ですが、同じステロイド使用の湿疹薬でもフルコートf なら、市販されています。
フルコートfは、田辺三菱製薬の軟膏です。
↓急いで治したい人、症状が軽い人にはフルコートf を使ってみてもいいかも。
最後まで読んでいただきありがとうござました。
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