MSIは、台湾のパソコンメーカーです。
グラフィックボート付きのゲーミングパソコンメーカーとしては定評があり、日本でも量販店のゲーミングPCコーナーでよく見かけます。
今回、MSIのP65 Creator (P65-8RE-015JP) を使う機会があったので、レビューします。
↓MSI (エムエスアイ) ゲーミングノートPC P65-8RE-015JP [Win10 Home・Core i7・15.6インチ・SSD 512GB・メモリ 16GB・GTX 1060]
目次
MSIとは、ゲーミングパソコンメーカー
MicroStar Internationalは、台湾のコンピュータ及びコンピュータ関連部品製造会社で世界有数のマザーボード及びビデオカードの製造メーカーです。
1986年に5人のソニー台湾の元技術者の徐 祥、盧 琪隆、黃 金請、林 文通、游 賢能によって設立されました。
MSIの読み方は、エムエスアイです。
日本では、アスクとかアユートが正規代理店です。
↓MSIの公式サイトはコチラです。
MSI P65 8RE-015JP は1.8kg薄型15インチ
MSIは、本当にたくさんのグラフィックボード付きのノートパソコンを出しているので、どれがどれだか型番からは分かりにくいです。
ほとんどの筐体は黒色で、独特のドラゴンのロゴが特徴的です。
そんな中で、P65 Creatorシリーズは、クリエイター向けスリムノートです。
ラインナップは、
- GeForce GTX 1060を搭載したシルバーモデル「P65 8RE-015JP」
- GeForce GTX 1070やリフレッシュレート144Hz対応ディスプレイを搭載したホワイトモデル「P65 8RF-777JP」
です。
P65 8RF-777JPは、台数限定モデルでかっこいいのですが、パソコンショップアーク、ツクモ、アプライド一部店舗、ワンズでしか発売されていないようです。
P65 Creatorは筐体が銀色または白色なので、MSIの中では特徴的です。
また、薄くて、グラボノートしては軽くベゼルが細いのも特徴です。
GTX1060搭載で1.8kgの軽いノートはほかには見当たりません。
MSI P65 Creator 8RE-015JP, 8RF-777JPのスペック
MSI P65 Creatorシリーズのスペックは次の通りです。
P65 CREATORには2つのバリエーションモデルがあります。
名称 | MSI P65 8RE-015JP (シルバー) MSI P65 8RF-777JP (ホワイト) |
---|---|
OS | Windows 10 Home |
CPU | Intel Core i7-8750H |
GPU | 8RE-015JP: NVIDIA GeForce GTX 1060 Max-Q (6GB) 8RF-777JP: NVIDIA GeForce GTX 1070 Max-Q (8GB) |
メモリ RAM | 16GB (最大32GB) |
ストレージ | 512GB SSD |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 15.6インチ(1920 x 1080) 8RF-777JPのみリフレッシュレート144Hz |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5 |
入出力 | USB Type-C (8RF-777JPのみThuderbolt 3) USB 3.1 Gen1 x 3、ヘッドホン出力、マイク入力 HDMI、Mini Display port、有線LAN(RJ45) |
カメラ | インカメラ搭載 |
バッテリー | 5.280mAh (約7-8時間) |
サイズ | 357.7 mm x 247.7 mm x 17.9 mm |
質量 | 1.88kg |
CPUはCoffee Lake世代のCore i7-8750Hで、最新ゲーミングノートではよく使われている高性能なものです。
GPUは777JPがGTX1070、015JPがGTX1060で、クリエイター向けのみならず、ゲーマーも納得できる上位型番が搭載されます。
いわゆるMax-Qデザインです。
Max-Qデザインについては以下をご覧ください。
RAMは16GBで、最大32GBまで増設可能です。
MSIの指定販売店でのみ可能となっています。
自分で増設すると保証が切れてしまいます。
ストレージは512GB SSDです。
ディスプレイは15.6インチのFHD解像度、IPS相当ですが、777JPのみリフレッシュレートが144 Hzなので高速な画面遷移に対応します。
解像度は、フルHDの1920x1080です。
4K解像度(3840x2160)はないですが、十分でしょう。
ネットワーク関係も両モデルで差がつけられています。
有線:
777JP:Qualcomm Atheros AR8171 GbLAN
015JP:Realtek RTL8111H GbLAN
無線:
Intel Wireless-AC 9560(両モデル共通)
さらに、入出力ポートでも777JPのみがThunderbolt 3を搭載していて、ここでも差別化がなされています。
サイズは、15.6インチとしてはかなり小さめです。
横幅360 mmを切る製品はそんなに数が多くないですが、これだけのハイスペックマシンで357.7 mmという横幅、1.8kgの質量は他のメーカーでは見当たりません。
また、薄型軽量とはいえ、冷却まわりにもしっかり力が入っています。
この製品のために再設計された「Cooler Boost Trinty」は4本のヒートパイプと3基のファンで構成され、CPUとGPUをしっかり冷やします。
MSI P65 8RE-015JP (シルバー) の外観
P65 8RE-015JPを箱から開けた時の外観。
台数限定のP65 8RF-777JPの方は木箱に入っていてプレミアム感があるらしいが、P65 8RE-015JPの方も、まあまあかっこいい。
箱から出してみました。
アダプターは大きめです。少し重い。
説明書系は薄いのが一冊あるだけです。
左側から見たところです。
左側にあるのは、有線LANポートとUSB 3.1 x 2、ヘッドホンとイヤホンジャックです。
右側から見たところです。
右側にあるのは、USB 3.1、USB Type C、ミニディスプレイポート、HDMI、電源ポートです。
上から見たところです。
白色で書かれたMSIのロゴがうっすら見えます。
下から見てみたところです。
滑り止めがしっかりしている感じがあります。
日本向けだけあって、日本語キーボードですが、キータッチは慣れないと少し違和感を感じます。
特に、左上の半角キーと右下のシフトキーの大きさが小さくて、打ちにくいです。
もう少し何とかならなかったのか?
キーボードは単色の白に光ります。
ゲーミングキーボードのような派手な色にはならないです。
OSはWindows 10 Homeです。
オフィス用途でWindows 10 Professionalに有償アップグレードは可能です。
アップグレードにかかる費用は13,824円です。
クリエーター向けMSI P65 Creatorのまとめ
クリエーターという名称がついている通り、MSIの想定ユーザーは、ゲームユーザーではなくて、グラフィックデザイナーとかクリエイターを想定しているのでしょう。
従来の黒いゲーマー向けのMSI製品と異なり、P65 Creatorはおしゃれでかっこいい感じがします。
また、軽くと薄いので持ち運びが可能です。
アダプターが大きくて重いのが難点。
とは言え、持ち運び可能なグラフィックボード付きノートパソコンとしては、めっちゃお勧めできますね。
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