このたび、ハイアールの予冷が不要のアイスクリームメーカーアイスデリ(Haier Ice Deli)を使ってみました。
どんなものだったんでしょうか。
目次
ハイアール アイスデリ(ペルチェ方式) フリージングクッカー JL-ICM700A とは
今回買ったのは、
ハイアール アイスデリ(ペルチェ方式) フリージングクッカー JL-ICM700A
という機種です。
これが外箱です。思ったより大きかった。
中身はシンプルです。
予冷不要というだけあって、AC電源をアダプターでさして電源を入れてスタートするだけ。
この中に材料を入れます。
取り外し出来ないのが難点。
本体を丸ごとは洗えないので、洗う時はこの中身だけを洗います。
ペルチェ方式とは
このアイスデリは、冷却方法としてペルチェ方式というのを採用しています。
ペルチェ方式は、ミニ冷蔵庫やワンセラーなんかでもよく使われている冷却方式のようです。
ペルチェ方式では、ペルチェ素子と言われる、電流により冷却・加熱、両方の温度制御を自由に行える半導体素子を発生せることにより冷却します。
一方、大型の冷蔵庫は、ペルチェ方式ではなくてコンプレッサー方式で冷却します。
ペルチェ方式のメリットは音や振動が少なく、湿度をある程度は自然に保てるということです。
一方、デメリットとしては冷却力が弱いので大きなものは冷やせません。
アイスデリがペルチェ方式なのは、こういう合理的な理由なんでしょう。
なめらかバニラアイスを作ってみた
それでは、レシピにある一番シンプルな「なめらかバニラアイス」を作ってみます。
材料は以下の通りです。
- 卵黄 3個
- グラニュー糖 大さじ4杯(48g)
- 牛乳 100ml
- 生クリーム 200ml
- バニラエッセンス 1滴
これ、2回分って書いてありましたが、そのまま1回で作ってみました。
卵黄と砂糖と牛乳を沸騰しない程度に温めます。
黄色い玉が溶けてなくなるまでゆっくりかき混ぜます。
一方、生クリームをフワっとなるまで泡立てて、バニラエッセンスを1滴垂らします。
両者を混ぜ合わせてから、アイスデリに投入します。
あとはスイッチを入れてスタートするだけです。
延々とアイスデリが冷やしながら、かき混ぜてくれます。音は比較的静か。
待つこと約1時間でブザーがなります。
これ、実はいつ出来上がるかわからなくてヒヤヒヤしました。
こちらが出来上がりです。
既定の2倍の材料を使ったためか、ギリギリまで膨れた感じです。
アイスクリームというよりも、ジェラートっぽくフワフワの出来栄えでした。
味は濃厚なバニラアイスでした。
もう少し生クリームが少なめでもよかったかもしれません。
ハイアール Haier とは
この種の白物家電を買う際に、日本人が躊躇する最大の理由は、ハイアールと言う聞いたことがないブランドでしょうか。
ハイアールについて調べてみました。
主な製品は冷蔵庫や洗濯機などの白物家電、テレビ、エアコン、ラップトップパソコンなどで、世界165ヵ国以上で生産・販売している。グループ全体で2008年度のグローバル連結売上は1220億元(約1兆8300億円)。
白物家電ブランドマーケットシェアでは2010年時点で世界第1位。冷蔵庫と洗濯機のブランドマーケットシェアも2010年時点で世界第1位。
1984年12月、青島冷蔵庫本工場(青島電冰箱総廠)として創業。西ドイツのリープヘル社との技術提携を経て1987年にハイアールに改称。現在、香港証券取引所と上海証券取引所に上場。
2005年8月、2008年に開催される北京オリンピックのローカルスポンサー(公式スポンサー)となった。
2006年にNBAのスポンサーとなった。
2016年1月にゼネラル・エレクトリックの創業時からの基幹事業である家電部門の買収で合意、GEはハイアールの工場効率化を、ハイアールはGEのIoT基盤Predixを支援することが条件となった。同年6月6日に買収を完了した。
(Wikipedia)
日本人には馴染みがないですが、ハイアールは世界最大の白物家電メーカーなんですね。
そういえば、最近は、スマホでもファーウェイ(Huawei)などの中国メーカーをよく見かけるようになりましたね。
アイスデリはシンプルな構造なので、あまり壊れることはないでしょうから、修理とかアフターサービスとかは心配しなくてもよいでしょう。
JL-ICM700A、JL-ICM720Aの価格
ハイアール、和製家電メーカーが強い日本でも流行るんでしょうか。
後継機も出ています。
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