本棚を整理してみると、何やら古いポケコンが出てきました。
シャープのポケコン PC-1360K です。
これは何でしょうか?
ポケコンとは
ポケコンは、ポケットコンピューターの略です。
ポケコンという言葉は、もはや死語に等しいですね。
最近のスマホ世代の人は見たこともないでしょう。
1980年代、パソコンが高価だったころに、パソコンに出が出せなかった人が、ポケコンを使うと簡単に、安価にコンピューターに触れられて、プログラムを楽しむ(学習する)ことが出来ました。
主に、カシオ計算機とシャープから発売されていました。
パッと見た目は、関数電卓と変わりませんが、BASICのプログラミングを行うことが出来ました。
シャープのPC-1360K
シャープのPC-1360K のスペックは次の通りです。
カテゴリ | 値 |
---|---|
メーカー | シャープ |
機種名 | PC-1360K |
CPU | SC61860 |
本体RAM容量 | 0KB |
最大RAM容量 | 64KB
標準 :RAMカードスロット2基搭載 |
ROM | 136KB |
LCD (半角文字) | 24桁 x 4行 / 18桁 x 2行 |
LCD (グラフィック) | 150 x 32ドット |
カタカナ | 〇 |
漢字 | 〇 |
BASIC | 〇 |
機械語 | 〇 |
BEEP音 | BASICコマンドで、255段階の音程をサポート |
大きさ | 182 x 72 x 16mm 220g (電池 CR-2032 x 2個含む) |
オプション | CE-211M (4KB RAMカード) CE-212M (8KB RAMカード) CE-2H32M (32KB RAMカード) CE-2H64M (64KB RAMカード) CE-130T (RS-232Cインタフェイス) CE-135T (RS-422インタフェイス) CE-140T (RS-232Cインタフェイス) CE-124 (カセットインタフェイス) |
PC-1360KのKは漢字と言う意味です。
PC-1360は漢字を扱えなかったのに対して、PC-1360Kは漢字を扱うことが出来ます。
PC-1360Kの外観
PC-1360Kの外観をまとめてみました。
こちらが、懐かしの名機、シャープの1360Kです。
箱を後ろから見たところです。
RS-232Cへの変換とか様々なインターフェースを搭載しています。
こちらがマニュアル、中身はほとんどがBASICの解説でした。
マニュアルの中にあるBASICのサンプルプログラム。
スキージャンプというゲームです。
ポケコンにしては、大きなディスプレイで遊べるので、そこそこ面白かった。
電源を起動したところです。
まだまだ動きます。
後ろから見たところです。
8KBのメモリが1枚挿さっています。
最大32KBのメモリが2枚挿さります。
つまり、最大64KBですね。
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