ハードディスクやSSDのベンチマークでよく見るのがこの画像ですね。
これは、クリスタルディスクマークというソフトウェアを使って取得します。
目次
CrystalDiskMark (クリスタルディスクマーク) とは
CrystalDiskMark(クリスタルディスクマーク)は、hiyohiyo(ひよひよ、本名:宮崎典行)が開発したHDDやSDDなどストレージ専用のベンチマークソフトウェアです。
MIT Licenseとして、ソースコードと共にフリーウェアとして公開されており、Windowsのみに対応しています。
CrystalDiskMark 公式サイトからの入手方法
↓CrystalDiskMark (クリスタルディスクマーク) のダウンロード
・https://crystalmark.info/ja/download/
CrystalDiskMark UWP版の入手方法
CrystalDiskMark はUWP版をMicrosoft Storeから入手可能です。
CrystalDiskMark (クリスタルディスクマーク) の見方、使い方
CrystalDiskMark (クリスタルディスクマーク) の使い方は簡単です。
以下の設定の場合、100MiBのRead、Writeの速度を測定します。
テスト回数はデフォルトで5回です。
5回計測して一番良いスコアが最後に残ります。
以下は、KINGSTON製の3.5インチ内臓SSDの例です。
以下の4パターンのRead、Writeを試して測定してくれます。
Seq Q32T1 | ・シーケンシャルアクセス ・マルチキュー&マルチスレッド(デフォルトだと32 Queues、1 Thread) ・ブロックサイズ512KB |
---|---|
4KiB Q8T8 | ・シーケンシャルアクセス ・マルチキュー&マルチスレッド(デフォルトだと8 Queues、8 Thread) ・ブロックサイズ4KiB |
4KiB Q32T1 | ・ランダムアクセス ・マルチキュー&マルチスレッド(デフォルトだと32 Queues、1 Thread) ・ブロックサイズ4KiB |
4KiB | ・ランダムアクセス ・シングルキュー&シングルスレッド ・ブロックサイズ4KiB |
- シーケンシャルアクセス:連続した領域に読み込み、あるいは書き込むこと。
- ランダムアクセス:ランダムな領域に読み込み、あるいは書き込むこと。
- マルチキュー:ネイティブコマンドキューイング(NCQ)に対応している場合に、複数のコマンドのキュー(命令の待ち行列)が入っていても処理できる。
- マルチスレッド:複数の処理の流れを並行して進めることができる。
分かりにくい?
スピードは、ネットなんかによくある他者との比較でよいと思います。
「Seq Q32T1」の読み込み速度をシーケンシャルリード、書き込み速度をシーケンシャルライトとして参考値として出すことがあるようです。
Seq Q32T1 シーケンシャルリード 1602.5 MB/s
Seq Q32T1 シーケンシャルライト 824.4 MB/s
は、まずまず速いと言えるようです。
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