私は、今まで東芝のレグザ32R1という機種に、テラマスター製のハードディスクケースにHDDを4台接続して録画して使っていました。
↓テラマスタ D5-300C
・https://urashita.com/archives/17772
今回、テレビを50インチのレグザ50M530X という機種に買い替えました。
↓東芝レグザ50M530X
・https://urashita.com/archives/28241
今まで録画して保存していた番組動画がそのまま読めるのかというと、どうやら著作権保護コンテンツとなり読み出せないようです。
なんと不便な。。。
と思って調べてみると、SeeQVault (シーキューボルト) という規格のHDDだと、機種変更が可能なようです。
SeeQVault (シーキューボルト) とは
SeeQVault(シーキューボルト)は、身近になったHD映像を楽しむために、パナソニック、サムスン、ソニー、東芝の4社が開発した「高い再生互換性」と「強固なセキュリティ」を同時に実現する新たなコンテンツ保護技術です。
SeeQVault 対応のハードディスクドライブを使うと、以下のことが可能になります。
- 録画した番組を別の機器でも観られる
- 録画した番組をSDカードに保存して外出先でも観られる
これまでのデジタル放送番組の録画では、コピープロテクトの関係で、録画をした機器以外で再生しようとすると映像コンテンツ保護のために同じメーカーであっても別の機器で再生できない事がありました。
しかし、SeeQVault対応機器を使用すれば、接続するだけで高画質のまま再生が可能になるのです。
テレビで録画したコンテンツをSDカードなどに保存し、スマートフォンやパソコンで視聴しようとすると、解像度や画質を下げなくてはならなかったり、再生できなかったりすることは多々あります。
しかし、SeeQVault対応機器を使用すれば、専用のアプリを使って視聴可能です。
↓SeeQVault (シーキューボルト) の公式サイトはコチラ
・http://jp.seeqvault.com/index.html
SeeQVault 対応のハードディスク、HDD
SeeQVaultって、ハードディスク本体に何か特殊な仕掛けがしてあるのかと思ったけれど違う。
ハードディスクケース (HDケース) の方に仕掛けがしてある。
よって、SeeQVault 対応のHDDを調べてみると、ケース付きのものしか売っていない。
ちなみに、「SeeQVault対応のケースだけ」っていうのも売ってはいない。
つまり、SeeQVault対応とは、必ず、ケース付きのハードディスクということになる。
SeeQVault 対応のHDD、SSDとしては以下の機種があります。
↓アイ・オー・データ―AVHD-URSQ
↓バッファローHDV-SQU3/V
SeeQVault 対応のSSD
SeeQVault対応のSSDも売っています。
↓I-O DATA 録画番組持ち出しBOX/SeeQVault(TM)対応/Androidスマートフォンで録画番組が見れる/対応OS:Android・Windows 10/1年保証/SDP-SQ30H
これぐらい、軽くて小さいと、自宅のテレビで録画して、そのまま持ち運びしてスマホで見るっていう使い方も出来ますね。
SeeQVaultは換装できるのか?
では、SeeQVault 対応のケースにハードディスクだけを入れ替えて、換装できるんでしょうか?
単純に考えると、容量の少なくて安めのSeeQVault対応のハードディスクを買ってきて、中身のハードディスクだけを容量の大きいものに替えた方がおトクじゃない?と思いました。
調べてみると、試した人がいました。
・https://readymade-net.com/440/seeqvault-hdd-換装-分解して大容量のhddと交換-hdv-sq2-0u3v/
SeeQVault対応のHDDは中に入っているHDDとケース(厳密には基盤)がペアリングされていて、中に入っているHDDを交換すると、交換後の新しいHDDにペアリングされて、外したHDDは使えなくなる要なので要注意です。
なのでSeeQVault対応のHDDを1台買って、ケースを流用して内蔵のHDDを交換して複数台認識させるという使い方はできないみたいです。
入っていたのはこちらの東芝製のmicroSDカード。
容量の記載もなく、あやしげな感じですがこれがSeeQVaultの秘密兵器みたいです。
HDD自体にSeeQVaultの固有機能が組み込まれているのではなく、SATAとUSBの変換基盤にこのSDカードが搭載されていることで、レコーダーやテレビがSeeQVault機器として認識をして、さらにHDDとのペアリングもこのmicroSDカードと連関してペアリングされているものと思われます。
ハードディスクケースの基盤にSDカードが挿入されていて、おそらくそこにSeeQVaultに関するソフトウェアが書き込まれているんでしょうね。
換装については、価格.comのスレッドでも議論されていました。
・恐らく、1TBのHDDでも、ケースは3TBまでは対応していると思われる
・ケースを1台固定して、HDDを入れ替えて運用するのは、
通常用HDDなら可能だが、SeeQVaultでの運用は不可という事なんでしょうね。
SeeQVault対応のHDDケースが商品化されないのが合点がいきます。
・https://bbs.kakaku.com/bbs/K0000720318/SortID=19979928/
換装はうまくいく自信がないので、止めた方がいいような気がしてきました。
コメント
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