三菱の370Lの電気温水器 SRT-3767CFU-BL からポタポタ水漏れがあったので調査してみました。
この電気温水器、調べてみると2004年に設置していたものでした。
流石に寿命か?
電気温水器 SRT-3767CFU-BL からポタポタ水漏れ
マンションのMB (メーターボックス) に設置されている三菱製の電気温水器 SRT-3768CFU-BL から水漏れしていました。
こちらが電気温水器本体です。大きいです。
水漏れしているので電気温水器の下は水浸しです。
このまま放置できません。
どこから水が来るのか調べてみると本体の下のこの穴です。
分解して調べるしか方法ありません。
ポタポタ水漏れの原因
ここから先の原因調査は、電気工事士などの資格がある人しか触ってはいけないのではないかと思い、三菱電機の修理をやっている会社の人にお願いしました。
電気温水器のふたを開けてもらいました。
中には大きな水のタンクがあって、その周りにある黄色いものは断熱材だと思います。
水漏れしていたのはこの部分です。
減圧弁です。
減圧弁とは給水圧力を一定圧力に維持する調節弁のことです。
法令により、先止式の密閉式小型電気温水器はタンク内圧力を0.1MPa以下に保たなくてはなりません。
減圧弁によって0.1MPa以下に保たれたタンク内圧力は、電気ヒーターの加熱による湯温上昇と共に体積が膨張し圧力が上がります。
タンク内圧力を0.1MPa以下に保つために膨張水をタンク外に排出するためにの調整弁が逃し弁です。
水漏れの調査、出張代
水漏れの原因は「減圧弁の不良と判定しました。」
処置結果は「部品供給終息のため、故障判定のみ実施しました。」
部品が既に製造しておらず、修理は無理でした。
調査だけでも
技術料 2,900円
出張費 2,800円
消費税 570円
合計 6,270円
かかりました。
電気温水器の寿命、交換費用
電気温水器の寿命は一般に15年と言われております。
10年を経過した電気温水器は故障しやすくなり、15年を過ぎると交換する目安となります。
三菱電機のホームページに補修用性能部品の保有期間が書かれていました。
・https://www.mitsubishielectric.co.jp/ldg/wink/wink_parts/doc/hoyubhnlist.pdf
電気温水器(150L以上) で製造終了後、10年だそうです。
今回の電気温水器は18年持ったので、良く持った方か。
今回の三菱の370Lの電気温水器 SRT-3767CFU-BL
正当な後継期はSRT-376GU という機種です。
もし、今回の電気温水器を交換すると
本体、工事費、撤去費用 込みでざっと35万円から50万円ぐらいになりそうです。
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