このたび、広さ2畳ほどのSCL (シューズクローゼット) の壁紙、クロスを張り替えたので張替え方法をまとめました。
以前は1㎡程度の壁紙の張替えをしました。
・https://urashita.com/archives/35195
今回は天井も壁も柱も梁も張り替えたので結構大変だった。
目次
SCL (シューズクローゼット) とは
「SCL」または「SIC」とは「Shoes-in closet(シューズインクローゼット」)」の略です。
玄関の横に設置されている1畳から2畳ほどの収納スペースをシューズインクローゼット、またはシューズインクロークと呼びます。
この部屋は倉庫として使ったりしますが、靴が当たったりするので壁紙、クロスが汚れます。
今回、このSCLの壁紙を張り替えることにしました。
壁紙の張り替えの手順 (その1)下地の準備
棚、棚受け、レールを外す
まず、棚や棚受け、棚を固定するレールを外します。
これらは新たに壁紙を貼る時に邪魔になります。
最初は、この固定レールを外すのが面倒だなと思っていたのですが、固定レールを付けたまま壁紙を貼るのは大変なので外すことにしました。
プラスネジが沢山あってプラスドライバーを使って手動で回していたら大変。
手が疲れるので電動ドライバーを買いましょう。
↓電動ドライバー HYCHIKA 充電式 電動ドリルドライバー
3,000円ぐらいなので安いもんです。
スクレイパーで壁紙を剥がす
次に壁紙をはがします。
壁紙と壁紙の継ぎ目、ジョイントの部分を探して、エイッと剥ぎます。
剥がす際は、壁紙を裏紙まで含めて丸々剥ぐのではなくて、裏紙はなるべく残すようにします。
壁紙が剥がれないときはスクレイパーを使うとよいでしょう。
↓INOUE カーボンはがしヘラ 40mm 17041 ヘラ 2本セット
裏紙まで剥がれてベニヤ板が見えているのは失敗例です。
ただ、後でパテで平滑にするので気にしません。
この部分だけは障害物が多過ぎて壁紙は残すことにしました。
剥がれにくいときはヒートガンを使う
壁紙が剥がれないときは霧吹きで濡らしてしばらくおくか、または、ヒートガンで温めます。
↓マキタ ヒートガンAC100V用 熱風温度50-550度 HG6031VK
ヒートガンがあると便利ですが、ヒートガンはめちゃくちゃ熱いです。
ドライヤーどころの熱ではないので取り扱いには十分注意します。
サンダーで平らにする⇒凹んだところにパテを塗るを繰り返す
壁紙を貼る際に下地は平らでないといけません。
そこで壁紙をはがしたばかりの凸凹の下地に対しては
- 電動サンダーで平らにする
- 凹んだところにパテを塗る
を2回ぐらい繰り返します。
そこで、電動サンダーとパテを用意します。
↓WORKPRO サンダー 電動サンダー
↓壁の下地処理剤 かべ紙パテ 1.5kg
元々の壁紙をはがす際に裏紙まで取れてしまったところや、ベニヤ板とベニヤ板の継ぎ目とかの段差がある部分にパテを塗って平らにします。
サンダーで平らにする⇒凹んだところにパテを塗る、っていう作業を2回ぐらい繰り返すとほぼ平らになります。
これで下地の準備が完了です。
壁紙の張り替えの手順 (その2)クロスを選ぶ、道具を買う
RESTAで壁紙を選ぶ、買う
壁紙はRESTAというサイトで買いました。
ここのサイトは選びやすくて分かりやすくてよいです。
生のり付き壁紙
⇒シンプルパック
⇒織物調
⇒30m
・https://www.diy-shop.jp/list.php?st=0&b1=7&b2=13&b3=0&b4=0&dc=1
を買います。
30mで8,000円ぐらいなので安いもんですね。
初心者には「生のり付き」が簡単でよいです。
また、織物調は、柄がシンプルなのでどの壁にも合うし、縦横を気にせず出来て貼る際に失敗しにくいです。
壁紙の横幅は90cmなので30mの意味は、90cm x 30m の壁紙という意味になります。
これが届いた壁紙30mです。
ずっしりと重いです。
生のり付きです。
シールをはがして貼れるので簡単ですね。
左右は綺麗にカットされているので、貼る際には十分に利用します。
壁紙を貼るのに使う道具
壁紙を貼るには、壁紙施工道具7点セットを購入します。
↓壁紙施工道具7点セット
壁紙の張り替えの手順 (その3)クロスを貼る
最初に以下の動画を見ておくとめっちゃ参考になります。
ほとんどこの通りにやりました。
↓DIY|生のり付き壁紙の貼り方(スリット壁紙・チャレンジセット編) RESTA
もう一つ。
障害物の切り込み方はこちらを参考にしました。
↓[壁紙クロスの貼り方]障害物の切り込み編。外せないインターホンなどの器具がある場合のクロスの貼り方
この動画にもありますが、壁紙を貼る前にどういう風に貼れば綺麗にできるかを事前に「考えること」がめっちゃ大事です。
天井の壁紙を貼る
天井はこちら側の端から貼ります。
こちら側の端まで2.5m ぐらいの長さを貼ります。
幅はちょうど90cmだったので、右側を合わせてピッタリ貼ります。
最初に、壁紙を貼る長さ分を切って準備します。
1人でやる場合、脚立に乗って頭にクロスの束を載せて端から貼っていきます。
電球の丸いところは貼りながら位置を見つけて穴を開けます。
多少しわが寄っても、もう一度貼り直せばよいです。
電球とか端っこの柱の所は貼りながら位置を合わせて、カッターで切っていきます。
梁、壁面の壁紙を貼る
天井が終わったら、次に梁と壁面の壁紙を貼ります。
壁紙は右側を合わせた上で、上側から少しずつ貼っていきます。
天井に比べるとずっと簡単です。
特に難しかったのは、この梁と壁の角ばったところがある複雑な個所です。
どうやれば一枚でこの箇所が綺麗に貼れるかを事前に考えておきます。
こっちが貼った後です。
少し破れてしまいましたが、破れたところ同士を合わせると綺麗になるので気にしません。
梁、柱の壁紙を貼る
最後にこちらの柱の部分の壁紙を貼ります。
壁紙は上から少しずつ貼っていきます。
上の方の梁がある部分はどうすれば綺麗に貼れるか考えた結果、あらかじめ上からの長さを測って切れ目を入れました。
綺麗に貼れました。
生のりを綺麗にふき取る
壁紙を貼り終えたら、床とかにベタベタと付いた生のりを水を含んだスポンジで綺麗に拭き取ります。
生ノリが残っているとシミになるので丁寧に拭き取りましょう。
継ぎ目をコーキングする
壁紙の隙間はジョイントコークを塗っておくと綺麗に見えます。
↓ヤヨイ化学 ジョイントコークA 340g クリア
綺麗になりましたね。
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