3Dプリンターの市場動向・シェア・家庭用おすすめ

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3Dプリンターの市場動向・シェア・家庭用おすすめについて調べてみました。

 

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3Dプリンターの市場動向

矢野経済研究所が、2014年11月に世界3Dプリンタ市場調査を発表しました。

(http://www.yano.co.jp/press/press.php/001325)

 

 

この調査によると、国内市場は2013年下半期以降新規参入などで活発化しており、2017年の国内3Dプリンタ出荷台数(事業者出荷ベース)は2万2000台になると予測しています。

 

世界の3Dプリンタ出荷台数は、2013年に7万台であり、その後のコンシューマー向け3Dプリンタの低価格化や欧米などを中心とした3Dプリンタに関する政府の金銭的支援などにより、2017年まで年平均成長率は46.2%で推移して32万台に拡大すると予測しています。

 

日本国内においては、2013年の3Dプリンタ出荷台数は3600台だったが、2014年は72.2%増の6200台になると見込んでいます。

 

さらに、2013年下半期以降は、メーカーが3Dプリンタに相次いで新規参入して市場が活発化しており、2013年から2017年までの年平均成長率は世界市場を上回る57.2%で推移し、2万2000台になると予測しています。

 

国内で3Dプリンタの活用が特に期待されているのは、教育、医療、航空宇宙分野で、教育分野ではコンシューマー向け製品が、医療や航空宇宙分野ではハイエンド製品の導入が進むと考えられるそうです。

 

調査期間は2014年7~10月、調査対象は3Dプリンタメーカーや販売代理店、造型サービス事業者、ソフトウェア関連企業で、同社の研究員による面談のほか、ヒアリングなどにより調査したものです。

 

 

(出典: 矢野経済研究所

http://www.yanoict.com/yzreport/348)

 

 

3Dプリンターの世界シェア

一方、3Dプリンターの市場の世界シェアは次の通りです。

 

2013年販売実績(Wohlers Report 2014より)

 

 

世界の3Dプリンター市場では、

ストラタシス(Stratasys)と

3Dシステムズ(3D Systems)

の2社が2強と言われています。

 

ストラタシス(Stratasys)

 

Stratasys(ストラタシス)はNASDAQ上場の米国ミネソタ州ミネアポリスに本拠を構える3次元造形機(ラピッドプロトタイピング)、 3Dプリンタの専業メーカーです。

 

ウォーラーズ・アソシエイト社(英: Wohlers Associates, Inc.)が発行する業界動向と市場占有率などに関する年1回発行のレポート「Wohlers Report(ウォーラーズ レポート)」によると、3次元造形機/3Dプリンタ全体で約40%、3Dプリンタ単独の場合は50%近くの世界シェアを持つ業界の市場を牽引する企業です。

 

3Dシステムズ(スリーデーシステムズ、3D Systems)

 

3Dシステムズの本社は、米国South Carolina、Rock Hill を拠点に、世界30ヶ所にオフィスがあります。

 

2011年5月にナスダック市場からニューヨーク証券取引所に上場をしております。

3D Systems(3Dシステムズ)社は、1986年にCharles Hull氏によって設立されました。

 

プロフェショナルおよびコンシューマー向けの3Dプリンター、プリントマテリアル、オンデマンドカスタムパーツサービスを提供する3D Content-to-printソリューションのリーディンググローバルプロバイダーです。

 

CADモデリング、リバースエンジニアリング、検査ソフトウェアツール、アプリ、サービスも提供しています。

 

専門的に統合されたソリューションは、デジタルデータから直接リアルなパーツを造形出力が可能となり、新製品を開発するコスト、時間を従来の方法よりも削減できます。

 

3D Systems(3Dシステムズ)社の製品・サービスは、設計、コミュニケーション、機械部品の生産の過程においてお客様が自信を持って生産・製造できるように開発しています。

 

3Dプリンターの米国の動向

3Dプリンターの世界市場については米国が主導していると言えます。

 

2012年には自動車メーカーのフォードが、全ての社内エンジニアに3Dプリンターを配布する方針を決めました。

 

そしてオバマ大統領が2013年の一般教書演説で、「3Dプリンターは、あらゆるものづくりに革命をもたらす。新たな産業がアメリカから生まれるにちがいない。」と言及をし、これをきっかけに世界中で「3Dプリンター」が注目される運びとなりました。

 

また、3DプリンターのMakerBotは、

3D CADのAutodesk、

3Dプリント技術研究のAmerica Makers(全米積層造形イノベーション機構)、

教育クラウドファンティングのDonersChoose.orgと提携し、

「全米10万校への3Dプリンターの普及」をミッションとする「MakerBot Academy」を設立しました。

 

 

MakerBot

(http://www.makerbot.com/)は

ストラタシスに買収されました。

 

 

安価になりつつある家庭用3Dプリンター・おすすめは?

 

ストラタシス、3Dシステムズともにまだ個人では買える値段ではありません。

では、もし今3Dプリンターを個人で買うなら何が良いかを調べてみました。

 

パーソナル3Dプリンタ ダヴィンチ da Vinci 2.0 A Duo

 

 

つ目はパーソナル3Dプリンタ ダヴィンチ da Vinci 2.0 A Duoです。

高機能ながらパーソナル向けであり10万円を切る値段です。

ダヴィンチは、台湾に拠点を置くXYZプリンティングの製品です。

 

【最大造形サイズ】150×200×200mm、【積層ピッチ】0.1~0.4 mm、【ノズル直径】0.4mm、【積層方式】熱溶解樹脂積層法、【印刷技術】FFF (Fused Filament Fabrication)

【転送形式】USB2.0、【AC電源】100‐240V 50~60Hz、【データ形式】stl, XYZ Format、【PC動作スペック】X86 32/64-bit PC, 2GB+ DRAM X86 64-bit Macs, 2GB+ DRAM、【対応OS】Win 7以上/Mac OSX 10.8(Mountain Lion)以上

【メニュー表示言語】日本語・英語、【付属品】ユーザークイックガイド・ドライバー・専用ソフトCD・フィラメントカートリッジ(300g×2)・電源ケーブル・USBケーブル

新しいプリントヘッドの自動キャリブレーション、独自の温度コントロール、自動クリーニング機能により安定したプリント品質を実現しています。

日本語マニュアル、日本語対応専用ソフトがついています。また日本国内のサポートセンターでお問合せから修理まで対応。アフターサービスも万全です。

 

オープンキューブ 3Dプリンタ SCOOVO C170 3Dプリンタ本体 シルバー SCV-C170-S

 

 

 

二つ目は、オープンキューブ 3Dプリンタ SCOOVO C170です。

株式会社オープンキューブは神奈川に本社を置く3Dプリンタ、三次元工作機の企画、開発、販売を行っている日本の会社です。

 

製造国:日本

本体サイズ: 404×376×333mm (高さ×幅×奥行き)

本体重量: 約 15 kg

表面処理:アルマイト、ヘアライン

ヘッド数: 1 最小積層ピッチ: 0.1mm (100μm) 最大造形サイズ :175×150×150㎜ (高さ×幅×奥行き)

サポート除去方法: ブレークアウェイ式 ACアダプタ: 100V-240V 50/60Hz ファイルデータ転送方法: USB2.0ケーブル 造形マテリアル: PLAフィラメント (φ1.75mm)

入力形式(拡張子): .stl 照明 :ブルーLED

サポートOS: Windows XP / Windows Vista / Windows 7 / Windows 8 (32bit、64bit対応) / Windows 8 .1(32bit、64bit対応)

付属品:ACアダプタ1、PLAフィラメント1(1.75mm/1kg/ホワイト)、USB2.0ケーブル1(A-Bタイプ)、SCOTCHBLUETAPE1、スプールホルダ1、SCOOVOStudio(プリント制御ソフトウェア)1(USBメモリ)、造形テスト用3Dデータセット(stlファイル)1(USBメモリ)、取扱説明書(日本語)1(USBメモリ)、ハードウェア保証書1

 

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