アンリアルエンジン4 (Unreal Engine 4, UE4) が無料になったのでダウンロードして使ってみた。重い?スペック容量必要。

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はじめてのアンリアルエンジン【Unreal Engine 4】入門チュートリアル講座

 

これまで、月19ドル(約2300円)の月額料金で提供されていたアンリアルエンジン4 (Unreal Engine 4) が、2015年3月3日から無料になりました。

アンリアルエンジン4は、略してUE4と称されることもあります。

 

アンリアルエンジンはUnityやOrochiと並び著名なゲームエンジンです。

詳しくは以下もご覧ください。

3D CG、3Dグラフィックソフト、3Dモデリングソフト、レンダリングソフト比較おすすめ(フリーもあり)
よく使われている3D CG(コンピューターグラフィックス)ソフト、3Dモデリングソフト、レンダリングソフト、ゲームエンジンをまとめてみました。 CADとCGの違いについては以下をご覧ください。 統合型3Dソフト 3ds...

 

さっそくアンリアルエンジンを使ってみた感想と、アンリアルエンジンを短期間で学習するサイトをまとめてみました。

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アンリアルエンジンの公式サイト

あまりにベタですが、

Just a moment...

には以下の通り書かれていました。

 

 

「使用料無料」「5%のロイヤリティ」

「いまやらないで、いつ始めるの?」

ちょっと古い。。

 

 

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アンリアルエンジン 4 (Unreal Engine 4)とは?

Unreal EngineはEpic Gamesによって開発されたゲームエンジンです。

Epic Gamesは、1991年にアメリカで設立されたゲーム開発会社です。

Unreal Engine 4は文字通り、Epic Games社の4世代目のゲームエンジンと考えてよいでしょう。

 

Unreal Engine 4は2012年にリリースされました。

クロスプラットフォームであり、

  • Microsoft Windows
  • Linux
  • Mac OS X
  • Xbox One
  • PlayStation 4
  • HTML5
  • iOS
  • Android
  • Oculus Rift
  • Ouya

をサポートしています。

ほとんどのプラットフォームをサポートしていると言えるでしょう。

Unreal Engineと同様のゲームエンジンとしてはUnityが有名ですが、Unreal Engine 4はUnityより描画がきれいです。

アンリアルエンジン 4で必要なスペック

公式サイトによると、アンリアル エンジン 4 でゲームやエディタの実行、またエンジンを用いた開発には特定のハードウェアとソフトウェアが必要条件となります。

必要なスペックは以下のように記載されています。

推奨ハードウェア

オペレーティング システム:Windows 7/8 64-bit

プロセッサ:クアッドコア Intel または AMD、 2.5 GHz またはそれ以上のプロセッサ

メモリ:8 GB RAM

ビデオカード/DirectX Version:DirectX 11 対応のグラフィック カード

ソフトウェアの必要最低条件

以下はエンジンまたはエディタを実行するための必要条件です。

オペレーティング システム:Windows 7/8 64-bit

DirectX Runtime:DirectX End-User Runtimes (June 2010)

 

以下は、アンリアル エンジンで開発を行うプログラマに必要な条件です。

 

Visual Studio バージョン:Visual Studio 2015 Professional または Visual Studio 2015 Community:

iOS 向けの開発 iTunes バージョン:iTunes 11 以上

 

アンリアルエンジン 4 (Unreal Engine 4)が無料になった理由

Unreal Engineのホームページには以下の通り記載されています。

 

UE4はどなたにでも無料でダウンロードしていただくことが可能になりました。将来のアップデートもすべて無料です!

ダウンロードしたUE4は、ゲーム開発や教育、建築、ビジュアライゼーションやVR、映像制作やアニメ等、様々な用途にご利用いただけます。ゲームやアプリケーションを制作・販売された場合には、四半期ごとの総売上のうち3千ドルを超えた部分に対して5%のロイヤリティが発生します。UE4ユーザーの皆様が成功を収めて初めて、我々Epicもそのお裾分けをいただくというビジネスモデルです。

(https://www.unrealengine.com/ja/blog/ue4-is-free)

 

ゲームエンジンが無料になった分、四半期ごとに総売り上げのうち30千ドル(約36万円)を超えた部分に対して5%のロイヤリティを支払う必要があります。

いわゆるレベニューシェアモデルですね。

 

なんとなく、App Storeやと同じようなビジネスモデルですが、App Storeの場合、iOS Developer Programの年間参加費が11,800円かかり、かつ、ソフトの売り上げの30%が手数料として取られることを考えると安めですね。

それにしても5%とか正確に図る手段がないので、おそらく申告制になるのだと思います。

 

そのうち、ウソ申告するソフト会社が出ないかどうか心配になりますが、きっとそんなこと出来ないんでしょうね。

 

アンリアルエンジン 4 (Unreal Engine 4)をダウンロードしてインストールしてみた

それでは、さっそくUnreal Engine 4をインストールしてみます。

まず、ブラウザで、

Just a moment...

を開きます。

 

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右上のダウンロードから「ダウンロード」を押します。

 

ユーザー登録が必要です。

 

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ディスプレイネームのところで、何回やってみても「選択した表示名に不適切な文字が含まれているため命名規則の要件を満たしていません。」と表示されて困ったのですが、どうやら重複しているか何かが原因のようです。

 

別の名前を入れるとサインアップ出来ました。

 

ライセンスに同意すると以下のダウンロード画面が表示されます。

 

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ダウンロードします。

 

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「インストール」を実行します。

 

インストールが完了すると以下の画面が表示されます。

 

image

 

ここで、登録したユーザーで「サインイン」します。

 

さぁ、Unreal Engine 4のスタート!と思いきや。。。どうも違う。

 

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これは単なるラウンチャーでした。

 

思い直してラウンチャーから「Unreal Engine 4」を押してみます。

 

image

 

 

ここからどう進むんだろう?と迷って「ライブラリ」タブを押しました。

 

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ありました!エンジンのインストール画面。

 

ホームページで最初からダウンロードできるようにしてよ。。。。わかりにくい。。。とつぶやきます。

 

インストールを押してライセンスに同意してダウンロードを開始します。

 

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遅い。。

 

重い。。

 

特に以下の「検証中」画面。。。30分以上待ちました。

 

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最後に以下の画面が表示されるので「修復」を押します。

 

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日本語が奇妙ですが、おそらく、Unreal Engine 4のプロジェクトの拡張子をランチャーと関連付けているのでしょう。

 

インストールが完了してようやくUnreal Engine 4を起動することが出来るようになりました。

 

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インストールだけでも1時間以上かかったと思います。

 

アンリアルエンジン 4 (Unreal Engine 4)を起動してみた

 

それでは、Unreal Engine 4を起動してみます。

 

image

 

完全ではないですが、日本語化されているようです。

 

「ブランク」「スターターコンテンツを伴う」を選択して「プロジェクトを作成」を押します。

 

WS000290

こんな感じで開きました。

 

取り急ぎ、以下のアンリアルエディタのクィックスタードガイドをやってみることとします。

Just a moment...

 

クィックスタートガイドに沿って2時間ぐらい悪戦苦闘して以下の感じになりました。

 

WS000311

 

すごいのは分かったので、もっとすごいサンプルを探してみます。

 

アンリアルエンジン 4 (Unreal Engine 4)のリアルなサンプル

 

ラーニングのところで「リアルなレンダリング」を見つけたのでダウンロードしてみます。

 

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ダウンロードしたプロジェクトを開いてビルドします。

 

WS000325

 

起動してみました。

 

 

おおおおお。綺麗。。キレイすぎる。まるで実写のようです。

 

WS000332

 

 

WS000333

 

 

WS000334

 

 

WS000335

 

 

私の使っているPCは以下のPCで、Core i5でメモリ8GB、グラフィックはオンボードです。

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描画中のCPU負荷は以下の通りです。

 

WS000341

 

何もしなくても、常時CPU負荷は50%ぐらいです。

Unreal Engine 4は、超綺麗だけど、超重かった(CPUもディスク容量も)というのが正直な感想です。
でも使ってみたい。

 

すでに日本語の書籍も出ていますね。

 

Unreal Engine 4 ネットワークゲーム開発入門 (Game developer books)

 

Unreal Engine 4で極めるゲーム開発:サンプルデータと動画で学ぶUE4ゲーム制作プロジェクト

 

Unreal Engine 4マテリアルデザイン入門

 

UnrealEngine4建築インテリアビジュアライゼーション

 

Unreal Engineは ゲームエンジンですが、ゲームだけでなく建築系のビジュアライゼーションでも使えます。

また、ブループリント(Blue Print)という機能を使えば、プログラムを書かずに使うことが出来ます。

アンリアルエンジンをてっとり早く短期間で勉強するには

アンリアルエンジンをてっとり早く勉強するには、Udemyを使いましょう。

アンリアルエンジンについて知識のある人がいない今なら、ブループリントのマスターになるとお得ですよ。

 

例えば、こんなコースがあります。
はじめてのアンリアルエンジン【Unreal Engine 4】入門チュートリアル講座

オンラインでこんなことが学習可能です。

  • Unreal Engine 4を使ったゲーム制作についての基礎を学ぶことができます。
  • Unreal Engine 4の基本的な機能を理解することができます。
  • Unreal Engine 4のインストールからゲームコンテンツ制作までノンストップで学習することができます。
  • ゲームジャムに参加したり、簡単なゲームコンテンツが作れるようになります。

これ全部で8時間の演習コースで繰り返し聞くことが可能です。

 

受講条件は次の通りです。

  • 初歩的なPC操作が可能。
  • Unreal Engine 4を触ったことのない人でも大丈夫です。
  • Unreal Engine 4をインストールできるPCが必要です。
  • このコースはWindows10で実施しますが、MacOSでも操作可能です。
  • このコースでは、Microsoft WindowsベースのPC上で説明します。他のオペレーティングシステム上でも実行できますが、OS固有のサポートを提供することはできない旨、あらかじめご了承ください。

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アンリアルエンジン (Unreal Engine) のすごいプロジェクトが売られています

とても綺麗なゴージャスな家のUnreal Engineのプロジェクト Riviera House は369ドルで売っています。

 

https://ue4arch.com/shop/complete-projects/riviera-house/

 

 

車 (BMW)のUnreal Engineプロジェクトは275ドルで売っています。

https://ue4arch.com/shop/complete-projects/car-customization-system/

 

 

Unreal Engine 4は、日本ではまだ制作会社が少ないので開発会社はねらい目かもしれません。

 

コメント

  1. 中村 より:

    アンリアル4ダウンロードすると、このインストールパッケージにこの種類のプロセッサーでサポートできませんと表示されダウンロードが出来ないのですが、やり方教えて下さい

  2. うらした より:

    私はこの記事の通りのダウンロード方法で問題なく行ったので、ちょっとわかりません。
    ひょっとしたら32bit版(x86)と64bit版(x64)の違いがあるのかもしれません。

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