SEだけどプログラミングが苦手、難しい理由、わからないけど克服する方法

コラム
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長年、SEをやっていると、プログラミングが苦手、わからないって言う人をよく見かけます。

そういう人はなぜ、プログラムが分からないのでしょうか?

プログラムを理解するコツを教えます。

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性格別 プログラムが苦手な人の特徴と克服方法

1. 論理的に考えていない

プログラムは論理的なものです。

よって、プログラムが苦手な人の特徴として、論理的に物事を考えていない人が多いです。

 

以下でまとめましたが、プログラミング言語は、順次処理、分岐処理、繰り返し処理の3種類しか処理はありません。

https://urashita.com/archives/11876

 

つまり、基本に立ち返るとこの3つの文法しかない訳です。

たまに、go to 文を多用してどこを処理しているか分からなくなる人もいますが、中学生高校生と英語でもっとたくさんの文法を習ってきましたよね?

たった3個しか存在しない文法を、あなたが理解できないはずはない。

 

プログラムが論理的と書いたのは、裏を返せば機械そのものです。

プログラムは書いたとおりに実行されます。

もし、エラーが出れば、それは絶対、書いたあなたのミスです。

機械は間違えない。書いた通りに実行します。

 

2. 飽きっぽい

プログラミングの苦手な人に飽きっぽい人も多いです。

自分の書いたプログラムをコンパイルするとエラーがたくさん出てきてすぐに嫌になるような人ですね。

これは「性格だから」の一言で片付けられてしまいそうですが、本当にそうでしょうか?

 

何かの趣味でも、習い事にも言えることですが、習慣化させて、自分にうれしい事を見つけることができれば、克服できたっていう過去はないでしょうか?

 

ポイントは習慣化とうれしい事を見つける(プチゴールのクリア)です。

  • 習慣化させるには、なるべく毎日少しずつでも続けることです。
  • プチゴールのクリアには小さな目標設定を行うことです。

 

沢山のエラー画面を見るのが嫌なら、少しずつ修正してみる。

プログラミング言語の勉強ばかりが長くて嫌なら、一度、簡単なサンプルゲームのプログラムをコピペして実行してみる。

というような方法もあります。

 

Javaで簡単なあみだくじプログラムを作りました。

https://urashita.com/archives/1911

数百行なので、基礎がわかっていれば、数時間で分かるサンプルです。

 

3. 英語が苦手

英語が苦手な人も多いですね。

プログラミング言語は英語圏を前提に書かれているために、エラーコード、エラー文もすべて英語です。

しかも、専門的な英語なので意味が理解しづらい。

 

じゃあ、どうすればよいかですが、ほぼGoogle検索で解決できます。

 

最近は、日本語のプログラマー向けQAサイトもありますね。

有名なもので言うと、teratailとstackoverflowです。

エンジニアによるエンジニアのためのサイト始まる!!【teratail】

スタックオーバーフロー

 

プログラムを分かる人にための方法

根本に戻って好きを続けてみる

あなたがプログラミングをやっている理由は何でしょうか?

  • 授業でやっているから?
  • 就職のため?
  • 実際にプログラマーとして働き始めて、プログラムを書いている?

 

人それぞれ立場はあるでしょう。

でも、最初は興味から始めたのはないでしょうか?

「分からない」から「少し分かる」

「少し分かる」から「理解できた」

というプロセスは誰でも楽しいでしょう。

 

今、あなたがプログラムを嫌に感じているなら、根本に戻って考え直してみましょう。

プログラムを始めた原点は何だったのか?

 

デバッガー、IDEに慣れる

今時なら、Visual Studio等のいわゆる、統合開発環境 (IDE) を使ってプログラミングを行っていると思います。

もし、使っていないなら、必ず使うようにしましょう。

 

これらのIDEでは、プログラムをステップ実行、一行一行実行させるための仕組みを持っています。

プログラムの理解が出来ていない人は、プログラムを書いたら、頭から一行一行実行してみましょう。

プログラムの動きがすごく簡単なことを理解できると思います。

 

エンジニア向けのスクールに通う

今、専門学校名などで学んでいない人は、エンジニア向けのスクールに通うのも一つの手段でしょう。

TECH::CAMPは値段も安くコンテンツも豊富です。

今、悩んでいるようなプログラミング言語とは違う新しい面白いものに出会えるかもしれませんよ。

 

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プログラムを書かないSEになる (見方を変えてみる)

これまで書いたところと逆説的になりますが、プログラミングが出来ないとIT産業で生きていけないでしょうか?

答えはNOです。

 

むしろプログラムをまったく書かない人の方が多いのが、IT業界です。

えっ?では何をしているの?と思いますが、そういう人は営業、企画、設計、テスト、コンサルタントなんかをしています。

高給職で言えば、SAPというERPパッケージを専門としているような人なんかはそうです。

 

これらはパッケージのカスタマイズの専門家なので、システムが正しく「設定」されることにしか興味はなく、一般のプログラムを理解する人はほとんどいません。

 

IT業界で仕事をしたいけれど、プログラムを書くのがどうしても苦手って言う人はこういう道もあることを理解しておきましょう。

気持ちが楽になるかもしれませんよ。

 

 

コメント

  1. カラーブラインド より:

    素質とか才能とか言ってる場合じゃないんで
    続けていく上での「心構え」として、頭の中に叩き込んでおきます。
    なにぶん、どちらかというと作ったものを使う側で、
    人生の中でプログラミングに関わるとは、思いもしませんでしたもので、ハイ。
    3つの基本処理ってのは、よく解っていませんでした。
    反省します。

    (もしかしたら、買った本の序文に、書いてあったのに見過ごしていたかもしれません)
    やっていけるかな…と最近、落ち込んでましたが、
    もう齧っちゃったからあとは食って飲み込んで消化するだけですね。