テキストファイルとは何かをまとめました。
目次
テキストファイルとは何か?
テキストファイル (Text File) とは、半角、全角の平仮名、カタカナ、数字、アルファベットなど人間が読むことが出来る文字コードだけが含まれるファイルのことです。
従ってテキストファイルは、文字通り人間が「読む」ことが出来ます。
テキストファイルの対義語は、バイナリファイルです。
テキストファイルの種類
テキストファイルは、拡張子、文字コード、改行コードによって種類分けされることがあります。
テキストファイルの拡張子 (TXT, CSV, TSV)
テキストファイルでよく使われる拡張子は
.txt
です。
また、テキストファイルの中でも特に、文字をコンマ (,) で区切ったテキストファイルのことをCSV (Comma-Separated Values)と呼び、拡張子は
.csv
です。
同様に、テキストファイルの中でも特に、文字をタブで区切ったテキストファイルのことをTSV (Tab-Separated Values)と呼び、拡張子は
.tsv
です。
まとめると次の通りです。
拡張子 | 意味 |
---|---|
txt | 一般的なテキストファイル |
csv | カンマで値を区切ったものが入っているテキストファイル |
tsv | タブで値を区切ったものが入っているテキストファイル |
その他、例えば、.html (HTML文書) や、.cs (C#のソースファイル) や、.bat (バッチファイル) などもテキストファイルです。
ファイルの拡張子、テキストファイルかバイナリファイルかについては以下にまとめました。
テキストファイルの文字コード (Shift_JIS, EUC-JP, UTF-8)
テキストファイルで使われる文字コードは次の通りです。
文字符号化方式 | 使用環境 |
---|---|
ISO-2022-JP | インターネット(特に電子メール) |
Shift_JIS | MS-DOS, Windows, Mac OS(バージョン9まで) |
EUC-JP | 古いUNIX |
UTF-8 | UNIX, Linux, Mac OS X |
最近は、UTF-8が広く使われるようになってきました。
テキストファイルの改行コード (CR+LF, LF, CR)
テキストファイルで使われる改行コードは次の通りです。
OSの種類 | 改行コード |
---|---|
MS-DOS, Windows | CR+LF |
UNIX, Linux, MacOS X以降 | LF |
Mac OS (バージョン9まで) | CR |
テキストファイルをExcel (エクセル)に変換する
テキストファイルをExcelで読み込み、変換するには、テキストファイルをCSVファイルとして読み込むことです。
具体的には、テキストファイルを拡張子 .csv として保存します。
その後、Excelで読み込みます。
そして、Excelで読み込みが出来れば、xlsx 等のEXCELファイルとして保存します。
エクセルのテキストファイルウィザードを使う方法については、以下にまとめました。
テキストファイルの作成、作り方 (windows 7・Windows 10) メモ帳
Windowsでテキストファイルを作成する、最も簡単な方法はメモ帳を使うことです。
この「メモ帳」はWindowsに必ずついてくるアプリケーションなので便利です。
メモ帳の起動
メモ帳の起動するには
「スタートボタン」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「メモ帳」
で起動します。
メモ帳の保存
編集したファイルの保存するには、メモ帳にあるメニューから
「ファイル」→「名前を付けて保存」を選びます。
好きなファイル名を入力して「保存」をクリックすれば保存されます。
メモ帳でファイルの編集
既存のファイルを編集する場合には、編集したいファイルをダブルクリックします。
txtの拡張子が、メモ帳に関連付けられていれば自動的にメモ帳が起動します。
裏技的に「メモ帳」を起動する方法
デスクトップで右クリックするとコンテキストメニューが出てくるので、メニューから
「新規作成」→「テキストドキュメント」を選ぶと新しいファイルが作成されます。
新しく作成されたファイルをダブルクリックすると、「メモ帳」が起動してファイルを編集できるようになります。
テキストファイル MAC
MACでテキストファイルを作成する場合、テキストエディットを使います。
アプリケーションフォルダの中に「テキストエディット」というのがあります。
ファイルメニューの「フォーマット」→「標準テキストファイルにする」を選べば
ファイルは、.txt になります。
テキストファイル スマホ iPhone
iPhone, iPadで最も簡単にテキストファイルを読めるのがDropboxです。
・Dropbox
Dropboxは本来はオンラインストレージサービスなのですが、Dropboxのアプリには、iPhoneでテキストファイルを作成する機能があり、Windowsパソコンでもすぐに開くことが可能です。
パソコンで作成したテキストファイルを直接編集する機能もあります。
テキストファイル スマホ Android
Android用には、たくさんのテキストエディタがあります。
その中でも定番ともいえるAndroid用テキストエディタは、Jota + (イオタプラス)です。
・Jota+ (Text Editor)
文字コード自動判別機能が有るので、PCと文字コードが違うAndroidでも、PCのtxtを読み込むことが出来ます。
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