Oculus Questでハンドトラッキング、ハンドインターフェースが使えるようになったようだ。
この機能を使うと、VR空間でコントローラーでなく、自分の手を使うことが出来るようだ。
早速試してみた。
YouTube動画で見るには、以下をご覧ください。
目次
Oculus Questハンドトラッキングとは
Oculusは2019年9月、2020年にOculus Questゴーグルにハンドトラッキング機能を実装すると発表しました。
Oculus Questのハンドトラッキング、ハンドインターフェースを使うと、VRのコントローラーを使わずに、自分の手を使ってコントローラーの代わりを行うことが可能になります。
Oculus Questのゴーグル・ヘッドセットについているカメラが自分の左右の手のひら、指の一本一本を認識しているようです。
今まで似たようなデバイスとしてはLeap Motionがありますが、ヘッドセットの機能としてアップデートすれば使えるなら便利そうですね。
Oculus Questのバージョン
2019年12月10日、 フェイスブックの一体型VRヘッドセットOculus Quest(オキュラス クエスト)に、ソフトウェア・アップデートが配信されました。
9月に予告されていたハンドトラッキング機能が実装されました。
Oculusのハンドトラッキングが使えるのは
バージョン12
からです。
設定 ⇒ すべてを見る ⇒ 情報
から、バージョン番号を確認しましょう。
バージョンが古い場合は、アップデートしましょう。
ハンドトラッキングのやり方
ハンドトラッキングの使い方をマスターするには、チュートリアルをやるのがよいです。
チュートリアルから「VRで手を使用」を起動します。
ピンチして選択
親指と人差し指でピンチすると、メニュー、アイテム、アプリなどを選択できます。
慣れていないと、ブレて難しいです。
ピンチ&長押しでスクロール
親指と人差し指をくっつけたままキープし、スクロールしたい方向に手を移動させます。
Oculusボタンを使用
手のひらを上にした状態で上に上げます。手が光ったら、親指と人差し指をくっつけたままキープします。
手を使用
実際には
設定 ⇒ 手を使用
を選択すると、VRコントローラーでなくて、手をコントローラー代わりに使えるようになります。
アプリ、レビュー、VRChatは動くか?
ハンドトラッキングでアプリを操作するには、アプリ側が対応していないといけません。
現時点ではほとんどのアプリは、ハンドトラッキングに対応していません。
「手を使用」の状態でハンドトラッキングに対応していないアプリを起動すると、以下の画面が表示されます。
コントローラーが必要です
このアプリにはコントローラーが必要です。コントローラーを使用して次へを選択するか、手を使ってキャンセルを選択できます。
YouTubeVR、VRChat、BeatSaverなどの主なアプリは、まだハンドトラッキングに対応していないようです。
Unityアプリ開発のSDKやAPIは?
Unityアプリ開発のSDKやAPIが公開されています。
Oculus Questの公式サイト
・https://developer.oculus.com/documentation/unity/unity-handtracking/
すでに日本語で試している人がいます。
開発したい人は、以下を参考にするとよいだろう。
・https://note.com/simeis512/n/n195ff642c2d5
・https://qiita.com/matsumotokaka11/items/e693ddabd65a164f772b
これらは、Unity用のようです。
UE4で開発するためのSDKは、今後、もう少し後でリリースされるようだ。
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