私は、これまでKindleやFireタブレット(ファイアタブレット)には注目してきて、いろいろと使い倒してきました。
2015年9月30日に、更に競争力のある商品が発売になりそうです。
それは、
です。
なんと8,980円です。
プライム会員なら4,980円です。
(※ 現在、この商品は16GBで、9980円です)
これなら、2台目タブレットとして中華パッドとか考えなくてもいいかもしれません。
Fireタブレットについて調べてみました。
目次
Fireタブレット (ファイアタブレット)
Fireは、一言で言うと他のFireタブレットより少し性能は劣るけれど、
値段は最安のエントリーモデルと言えるでしょう。
2台目としても十分使えます。
Amazonには大きく分けて、KindleとFireタブレットの2種類あります。
Kindleは書籍向きの白黒で
Kindle
Kindle Paperwhite
Kindle Voyage
Fireタブレットはカラータブレットで
Fire HD 6
Fire HD 8
Fire HD 10
Fire HDX 8.9
今回のFireは最も安いエントリーモデルになります。
AmazonのFireタブレットは、同じ7~10インチのGoogle Nexus 7
あるいは、Nexus 9やAppleのiPadやiPad miniに比べてかなり安価であるのが大きな利点です。
もっとも、性能もNexusやiPadに比べて劣るのも事実ですが。
ところで、FireとFire HD 6、Fire HD 8、Fire HD 10を比較すると以下の通りです。
Fire | Fire HD 6 | Fire HD 8 | Fire HD 10 | |
価格 | ¥8,980 (プライム会員価格 ¥4,980) |
¥11,800 | ¥19,980 | ¥29,980 |
---|---|---|---|---|
ディスプレイサイズ | 7インチ | 6インチ HD | 8インチ HD | 10.1インチ HD |
解像度 | 1024 x 600 (171 ppi) | 1280 x 800 (252ppi) | 1280 x 800 (189ppi) | 1280 x 800 (149ppi) |
カラー | ブラック | ブラック、ホワイト、ブルー、ピンク、シトラス | ブラック、ブルー、オレンジ、ピンクパープル | ブラック、ホワイト |
プロセッサー | クアッドコア最大1.3GHz | クアッドコア最大1.5GHz | クアッドコア最大1.5GHz | クアッドコア最大1.5GHz |
コンテンツ | 約3000万のエンターテインメントコンテンツ。テレビ、ドラマ、音楽、本、アプリ、ゲームなど | 約3000万のエンターテインメントコンテンツ。テレビ、ドラマ、音楽、本、アプリ、ゲームなど | 約3000万のエンターテインメントコンテンツ。テレビ、ドラマ、音楽、本、アプリ、ゲームなど | 約3000万のエンターテインメントコンテンツ。テレビ、ドラマ、音楽、本、アプリ、ゲームなど |
オーディオ | モノラルスピーカー マイク |
Dolbyオーディオ モノラルスピーカー マイク |
Dolby Atmos、 デュアルステレオスピーカー マイク |
Dolby Atmos、 デュアルステレオスピーカー マイク |
ストレージ | 8GB | 8/16GB | 8/16GB | 16/32GB |
microSDカードスロット | あり 128GBまで対応 |
なし | あり 128GBまで対応 |
あり 128GBまで対応 |
カメラ | フロントカメラ +2メガピクセルリアカメラ |
フロントカメラ +2メガピクセルリアカメラ |
フロントHDカメラ +5メガピクセルリアカメラ |
フロントHDカメラ +5メガピクセルリアカメラ |
Wi-Fi | シングルバンド | シングルバンド | デュアルバンド a/b/g/n/ac |
デュアルバンド a/b/g/n/ac |
バッテリー | 7時間 | 8時間 | 8時間 | 8時間 |
サイズ | 191 x 115 x 10.6mm | 169 x 103 x 10.7mm | 214 x 128 x 7.7mm | 262 x 159x 7.7mm |
重量 | 313g | 290g | 311g | 432g |
カスタマー サポート |
メール、チャット、電話、Maydayスクリーンシェア | メール、チャット、電話 | メール、チャット、電話、Maydayスクリーンシェア | メール、チャット、電話、Maydayスクリーンシェア |
(主に公式サイトから引用)
今回発売のFireの最大の注意点は、7インチサイズながら解像度が1024x600しかない点です。
Fireよりも小さいFire HD 6でさえ1280x800あるのに比べて、解像度が小さいのは気になるところです。ネットサーフィンなどブラウジング主体の人だと少し狭いと感じるでしょう。
それ以外に、プロセッサが1.3GHzと少し遅めですが、よほど重いアプリケーションを使わない限り、動画を普通に見る程度なら問題にならないと思われます。
オーディオはモノラルのみなので音声を追及する人には物足りないですが、電車でイヤホンで聞く程度ならステレオとの違いはわからないと思います。
あとは、色が黒だけです。
他のFireタブレットのように好きな色を選択できません。
使えるアプリケーションについては他のFireタブレットと違いはありません。
結果として言えることは、様々な制約があるとは言え、8,980円はかなり魅力的な価格と言えるでしょう。
Fire OS 5 Bellini (ファイアOS 5ベリニ)
Fireに搭載されるのはFire OS 5 Belliniです。
Fire OSはAndroidベースのカスタムOSになります。
Fire OS 5 Belliniの拡張機能は以下の通りです。
ユーザーインターフェースの拡張
本、ゲーム、ビデオ、アプリ、音楽に専念できるようにホームボタンとか改良されたようです。
アクティビティセンター
親が子供の管理?監視をするためのもの。Windowsでいうところのファミリセーフティみたいなものです。
オンデッキ
オフラインコンテンツを自動的にアップデートする機能だそうです。
Word Runner ワードランナー
速読のための方法?画面の中央に表示することにより本を早く読めるようになるそうです。
AndroidやiOSに比べると、Fire OSについてネット上でも多くは語られませんが、多くのAndroidアプリはFire OSでも動くようです。
Google Playはroot取得するなどハッキングしないと使えませんが、多くの著名なAndroidアプリケーションはAmazonアプリストアからダウンロードできます。
新機能Word Runner ワードランナーとは
公式サイトには以下のように説明されています。
Word Runnerは、英語本の新しい速読方法です。文章を単語ごとに分け、高速スピードで画面中央に表示させることで目の焦点を保ち、時間を節約。読書効率が上がる画期的な機能です。Dynamic Pacingで、難しい単語や段落の区切り、句読点では速度が自動でゆっくりに。読書開始時は遅めの速度でスタートし、自分が設定した読み取り速度まで、徐々にスピードを上げて調整します。読み逃したときは、画面をタップすればOK。Word Runnerが一時停止の状態になり、好きな箇所へ戻ることができます。
ワードランナーについては以下の説明が分かりやすいです。
この動画の30秒あたりから後を見たらわかるように、画面の真ん中に単語を高速で表示することにより目を動かさずに済み、結果として速読できるようです。
さて、この機能は日本語にも対応するのでしょうか?
まとめ
8,980円という値段は衝撃的と言えるでしょう。
ビギナーにはエントリータブレットとして使えるし、ヘビーユーザーには2台目としても使えます。
9月30日発売なので、今のうちに、
を予約して損はないでしょう。
単純比較は出来ませんが、9月25日発売のiPhone 6sのおよそ1/10の価格です。
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コメント
先日 kindle fireを購入しました。記事内に、
>オーディオはモノラルのみなので音声を追及する人には物足りないですが、電車でイヤホンで聞く程度ならステレオとの違いはわからないと思います。
とありますが、私が試してみたところ音声がモノラルなのは本体付属のスピーカーから音を出した時のみであって、
本体にイヤホンを差し込んだ際には、イヤホンからは普通にステレオで音が鳴るようですよ。
なるほど。
耳バカな私には違いがわからなかったのは同然だったのですね。