私が5年ほど愛用している眼鏡の鼻あてが折れて(取れて)しまいました。
この部分ですが、正式にはクリングスという名称のようです。
私のこのメガネは眼鏡市場で5年ほど前に買ったもので、とても便利にしていました。
どうしたものか悩んだ挙句、自分でハンダ付け(ロウ付け)して直してみることにしました。
メガネの名称の整理
まず、メガネの名称の整理です。
http://www.meganestore.co.jp/2010_qanda/contents_2011.cgi?d=2006061515531899)
「フロント」
レンズ枠全体のこと。左右の智元から智元までを総称して「フロント」といいます。
「テンプル」
腕、ツルともいう。顔との接触面積も大きいため、形状面の工夫や耐久性や弾力性が問われます。最近ではサイドのデザインに中心をおくブランドやモデルも少なくありません。また、超弾性の素材を使った機能面に優れたものも多くなっています。
「ブリッジ(山)」
左右のリムをつなぐ部位。ノーズパットがなく鼻に載せやすいように柄の部分を改良したのが一山といいます。フロント中央に位置するデザインの要でもあり、彫金などの装飾的が施される場合もあります。
「パッド(鼻あて)」
鼻を両脇から挟むように眼鏡を固定する部位 。メタルフレームの場合、独立したパーツで鼻に合わせて調節が可能。プラスチック製のものとシリコンなどの柔らかい素材を使用したものとがあります。
「クリングス」
パッドとフレーム本体をつなぐパーツをいう。
「智・智元・ヨロイ」
フロント両端の部位のこと。「ち」「ちもと」と読み、また「ヨロイ」呼ばれる。お顔の幅に合わせて枠幅等を調整します。フロントの輪郭を握るキーとなる部位なので、デザインに凝ったフレームも多くなっています。
「リム(レンズ縁)」
レンズの周りを囲む縁のこと。一般的に内側に「リム線」と呼ばれる溝が掘られており、ここにレンズをはめて固定しています。レンズ周りをリムが囲む一般的なタイプはフルリムと呼ばれる。フルリムタイプではレンズシェイプとリムが同じ形をしていることがほとんどであるため、リムの形状を玉型と呼ぶことも多い。
「先セル・モダン」
耳あてともいう。テンプル先端の耳にかかる部分のことです。装着時にはあまり目立ちませんが、加重がかかる箇所で掛け心地の良さを大きく左右するため、形状や素材に工夫が加えられているフレームも多くあります。
「丁番」
ヒンジとも呼び、蝶番とも書く。メガネの中で唯一の可動部分であるだけに、バネ丁番を始め、板バネや特殊素材を用いたクッション構造など、さまざまに工夫を凝らした仕組みのフレームがあります。バネ丁番は定期的(3ヶ月目安)なお手入れが必要です。
※パッド・モダン・ナイロン糸は交換できます。
交換の目安
(パッド)変色や破損
お顔の中心の目立つ部分ですのでこまめに交換しましょう!特に女性は化粧品により変色します
(モダン)破損や汗による汚れ
(ナイロン糸交換の目安)約半年(糸が劣化すると切れてレンズが外れる事があります)
とても勉強になりますね。
メガネの修理道具
まず、ネジを外すのに必要なのが、精密ドライバーです。
こんなのがあれば、十分です。
アネックス(ANEX) 精密ドライバーセット マイナス・プラス6本組 No.900
次に、ロウ付けとも呼ばれる、ハンダ付けのためにハンダコテが必要です。
こんなの十分です。
あと、以下のステンレス用のフラックス・はんだセットが必要です。
ピンセットもあると便利です。
眼鏡の修理手順
まず、精密ドライバーを使って、鼻パッドを外しておきます。
あと、テンプルと呼ばれる柄の部分も外しておくと作業しやすくなります。
次にレンズも外しておきます。
レンズは、割れないようにグッと内から外にかけて押すと外れるのですが、私の場合、うまく外れませんでした。
仕方ないので、メガネをお湯に浸してレンズを熱くしてレンズが曲がる状態になってから、ゆっくりレンズの真ん中の部分を中から外に押してみると歪曲して外れました。
これで作業の準備が整いました。
作業前に、鼻当て付近にたまった緑色の物体を中性洗剤で洗っておきます。
この緑色の物体は、緑青(ろくしょう)と呼ばれる錆 (サビ)です。
自由の女神や日本の銅像が緑色なのは、この緑青のせいです。
緑青(ろくしょう)とは、銅が酸化されることで生成する青緑色の錆である。銅青(どうせい)や銅銹(どうしゅう)ともいう。銅合金の着色に使用されたり、銅板の表面に皮膜を作り内部の腐食を防ぐ効果や抗菌力がある。
(Wikipedia)
緑青は強い毒性はありませんが、きれいなものではありませんし、メガネのように汗が付着する銅合金にはよく発生するようです。
日常のメンテナンスにおいては、洗ってから水分をきちんとふき取ることが大切なようです。
しつこい緑青には緑青の専用の除去剤を使ってもよいです。
さて、それでは作業に取りかかります。
まず、フラックスとハンダこてを使って、鼻当てをメガネにくっつけます。
この作業は手がぶるぶる震えて、なかなかうまく引っ付きませんでした。
ハンダで固定するときに鼻当てが熱くなるので、ピンセットを使うとよいでしょう。
作業すること30分、ようやくそれっぽくくっつきました。
ハンダの部分は、リム(レンズ縁)の色となじむように油性ペンで黒く色をつけておきます。
色が付くとなんとなく直ったように見えます。
最後にレンズや鼻パッドを元に戻すと完成です。
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