空港やカフェでインターネットに接続すると、以下のように表示されます。
これらの違いは何でしょうか?
ホームネットワーク
一番セキュリティ的に緩い設定です。
ネットワーク上のすべてのコンピューターが自宅にあり、全機が認識されている場合、そのネットワークは信頼されているホームネットワークです。
家庭内もしくはそれに準ずるような、閉じた環境のネットワーク向きの設定です。
ネットワークの探索(エクスプローラの[ネットワーク]アイコンの下など)によって、ほかのコンピュータを見つけることもできるし、自分自身の存在がほかのコンピュータからも見つけられるように、周囲に「アナウンス」します。
社内ネットワーク
ネットワークのすべてのコンピューターが職場にあり、全機が認識されている場合、そのネットワークは信頼されている社内ネットワークです。
ホーム・ネットワークとほぼ同じで、セキュリティ的にインターネットなどとは隔離された、比較的安全な閉じたネットワーク向きの設定です。
自分自身のアナウンスや周囲のコンピュータの探索機能などが有効です。
ワークグループのほか、ドメイン形態でも運用されます。
パブリックネットワーク
一番セキュリティが厳しい設定です。
ネットワーク上のすべてのコンピューターを認識しているわけではない場合(コーヒーショップや空港にいる場合や、モバイルブロードバンド通信をしている場合など)、そのネットワークはパブリックネットワークであり、信頼されていません。
インターネットや公衆ネットワーク、無線LAN環境など、最も高いセキュリティが求められる環境向けの設定です。
自分自身の存在を外部へアナウンスしないし、ほかのコンピュータを探索することもしません。
また可能な限り、多くのネットワーク・ポートを閉じ、外部からアクセスされないようにします。
例えば、リモートデスクトップなどは使えなくなります。
「ホームネットワーク」「社内ネットワーク」「パブリックネットワーク」の違い
「ホームネットワーク」「社内ネットワーク」「パブリックネットワーク」は、この順番で安全性が高くなっています。
選択したネットワークの場所によって、いくつかのネットワーク機能が自動的に切り替わるようになっています。
ホームネットワーク | 家庭内LANへの接続などで使用 | ネットワーク探索 オン | ホームグループ 有効 |
---|---|---|---|
社内ネットワーク | 社内ネットワークへの接続などで使用 | ネットワーク探索 オン | ホームグループ 無効 |
パブリックネットワーク | 公衆無線サービスへの接続などで使用 | ネットワーク探索 オフ | ホームグループ 無効 |
「ホームネットワーク」と「社内ネットワーク」には、それほど大きな違いはありません。
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