今年、初めてマイナンバーで確定申告しました。
ICカードリーダーの設定など、少し機材の設定などでハマったので手順をまとめました。
目次
マイナンバーとは
まず、マイナンバーについて、マイナンバーのメリットとデメリット、スケジュールについてはこちらにまとめました。
昨年までは、住民基本台帳カードを使ってe-Taxで電子確定申告を行っていました。
マイナンバーへの移行に伴って住民基本台帳カードは使えなくなります。
そこで、住民基本台帳カードにしか対応していないカードリーダーは使えなくなるので要注意です。
私が使っていた、SHARP RW4040もマイナンバーカードに対応していないために、もはや用済みとなりました。
代わりに購入したのがマイナンバーに対応したICカードリーダーとしてNTTコミュニケーションズのACR39-NTTComです。
この機器はUSB接続で、値段も2,000円程度とお手ごろで、軽くて使いやすいのでお買い得だと思います。
WindowsにもMACにも対応しています。
NTTコミュニケーションズ 接触型 USBタイプ ICカード リーダーライター ACR39-NTTCom
ちなみに、マイナンバー通知カードとマイナンバーカードは異なりますので注意が必要です。
マイナンバー通知カードは紙切れですが、それだけでは、e-Taxを使って確定申告を電子申請出来ません。
必ず、通知カードを持参して市役所でマイナンバーカードの交付を受ける必要があります。
ACR39-NTTComのドライバーのインストール
まず、マイナンバーカードを認識させるために、ACR39-NTTComのドライバーをインストールしておきます。
ドライバーはここからダウンロードしてインストールします。
Windows用のドライバ以外に、Mac用のドライバ、インストールマニュアル、取扱説明書もここにあります。
公的個人認証サービスのソフトウェアのインストール
次に「公的個人認証サービス」の利用者クライアントソフトをインストールしておきます。
ソフトウェアは、こちらのURLからダウンロードしてインストールします。
エラー HUBH139E 電子証明書の再登録が必要
それではe-Tax、確定申告の開始です。
マイナンバーカードは、USBでパソコンに接続したICカードリーダー ACR39-NTTCom に挿入しておきます。
Windows 7の場合、ドライバーなしでも自動インストールで機器を認識してくれました。
e-Tax(http://www.e-tax.nta.go.jp/)を使って確定申告の書類を準備します。
e-Taxは、昨年とかのデータも保存していると使い回しができるので、毎年保存していると便利です。
ブラウザは、IE11しか使えないようです。
書類作成します。。。。
書類を作って最後に、「送付」ボタンを押します。
おや?あれ?エラーがでました。
電子申告等データを受け付けできませんでした
エラー情報:HUBH139Eが表示された方へ
マイナンバーカードを取得し、電子証明書を再取得した。
電子証明書の有効期限(3年間)を満了に伴い更新し、再取得した。
転居等により、電子証明書を再取得した。
どうやら電子証明書の再登録が必要なようです。
これまで、住民基本台帳カードで確定申告していた人は、「電子証明書の再登録」ボタンを押して、新たに電子証明書の再登録をしましょう。
ICカードを認識してくれない
再度、e-Taxを「送付」しようとしてもエラーが出てうまくいきません。
どうやらICカードリーダーを認識してくれていないようです。
ICカードリーダライタ設定でICカードリーダライタ名称を明示的に「ACS ACR39U ICC Reader 0」に設定しておきます。
どうもICカードリーダーをよく見てみると緑色のランプが点滅しています。
マニュアルによると緑色のランプが点滅しているのは、ICカードを待機している途中とか?
おや?どうやら、カードの向きが逆だった用です。
正しい方向に刺すと緑色のランプが点灯しました!
どうやら正しくICカードを認識して通信可能な状態になったようです。
これは、わからん。。難しいわ。
マイナンバーと利用者識別番号のパスワードの違い
マイナンバーを市役所などで登録する際に、マイナンバーカードに対するパスワードを登録します。
e-Taxでは利用者識別番号に対する暗証番号を登録します。
e-Taxで確定申告する際に、どちらのパスワードも要求されるので間違わないように注意しましょう。
これ、結構大事です。
まとめ (無料の会計ソフトfreee、やよいの白色申告オンライン は便利か?)
確定申告に当たっては、いろいろと書類やらパスワードが必要なので、日ごろからどこかにまとめておくことが大切ですね。
機器の認識やらで今回はちょっと苦労しましたが、e-Taxとマイナンバーカードがあれば、書類は自動計算してくれるので便利ですよ~。
以下は使ってみると便利なサービスです。ともに個人なら無料です。
freee (フリー)
個人事業主の人は無料で使えるクラウド会計ソフトfreeeがあります。
やよいの白色申告 オンライン
また、フリーランス・個人事業主向け確定申告ソフト「やよいの白色申告 オンライン」は初期費用・月額“ずっと0円“で提供しています。
「やよいの青色申告 オンライン」は”初年度0円キャンペーン”を実施中!
どちらのソフトも無料で確定申告を終わらせることができ、サポート付きのプランも”初年度半額キャンペーン”を実施中です。
小規模法人向け会計ソフト「弥生会計 オンライン」は、起業家向けキャンペーン適用でサポート付きのプランを最大14か月0円です。
この記事、お役に立てればシェアしていただけるとうれしいです。
コメント